ピラルクーの飼い方|値段・寿命・混泳・飼育に必要な飼育用品は?

熱帯魚|淡水魚

ペットショップで売っていたり「世界最大の淡水魚」謳い文句に水族館でも見ることができるピラルクーですが、ピラルクーとはどのような魚で飼育するにはどのくらいの水槽が必要で水温や餌はどうしたらいいのか?

世界最大の淡水魚を飼育できたら…なんてことアクアリストなら思う方もいるはずです。

今回はピラルクーの飼育方法について詳しく紹介していきたいと思います!

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ピラルクーとは?

ピラルクー(Arapaima gigas)とは、世界最大の淡水魚で、南米のアマゾン川流域に生息し、水の流れがあまりない所や沼地を好みます。

ピラルクーは古代魚といい1億年の間姿を変えずに生き残ってきたと言われ、生きた化石とも呼ばれています。

古代魚の特徴として空気呼吸をすることがあげられます。空気呼吸は一定時間ごとに水面に口を出して息継ぎをすることで酸素を取り入れます。

確認された最大全長は5.2メートルと桁違いな大きさと、鱗が物凄く固く大きいのが特徴で、寿命は15年以上と言われています。

ただ、すべてのピラルクーがここまで巨大化することはなく、大きさの平均は約3メートルです。4-5メートル以上は日本人で身長が200cm以上ある人といったところでしょうか。

また、腹鰭、背鰭、尻鰭、尾鰭が通常の魚と違い体の前半へは殆どついておらず、体の後半に集中的についていて、色は黒から銀色まで個体によって変わります。

幼魚期は体全体が同じ体色をしていますが、成魚になると体の後半部分が赤く色が出てきます。

ピラルクーの値段・水質・温度

ピラルクーはペットショップで購入でき、値段は安いと5000円程で幼魚を購入でき、高くても10000円程で購入できます。水温は23-28度、PHは6.0-7.0程で飼育しましょう。

ピラルクーの飼育方法・水槽サイズ

ピラルクーの飼育コストは他の熱帯魚と比ではありません。

飼育するにあたってまず考えなくてはいけないのは、水槽の大きさです。

最大全長5.2メートルというのは自然下で確認されたもので、飼育下ではそこまで大きくすることはできないでしょう。

水槽内での飼育では1.5メートルから2.0メートルの大きさで成長がストップする個体が多いです。

2メートル程に成長する前提でどのくらいの水槽、設備が必要なのかを書いていきます。

2メートルの魚を飼育するには最低でもその魚がターン(方向転換)するためにその魚と同等の奥行きが必要になります。

ピラルクーを飼育する場合最低でも「300x200x100cm」の水槽が必要です。

このくらいの水槽でもピラルクーには相当狭くストレスが溜まりますので、できれば「400x250x150cm」の水槽が欲しいところです。

上記の水槽だと約15000リットルの水が入り、水量は90cm規格水槽の82倍で、その分ヒーターが必要になります。(実際はこれほどの水量になると急激な温度変化は起こりずらいためヒーターを少なくできる)

電気代や水道代も恐ろしいことになりますし、なにより水槽本体や濾過槽の料金で2-300万以上はかかります。

FRPタンクにすれば安い値段で作る事ができますがそれでも80万以上はかかります。

ピラルクー自体は1万円弱の値段で入手できますが、飼育設備や光熱費で物凄くお金がかかります。

ですので大金をポンと出せるようなお金が余っている人にしか飼育はお勧めできません。

幼魚から飼育する場合は、60cm水槽、90cm水槽、150cm水槽、300cm水槽といったように徐々にステップアップしていきましょう。

いきなり幼魚を大きな水槽で飼育すると生き餌を与えた時にうまく食べられないことがあり、ストレスもかかります。

自然下ではこういったものを乗り越えたものが大型化していきますが、基本的には幼魚のうちは小さな水槽で飼育しましょう。

成長速度は非常に早く、キチンと餌を与えていれば10cm程のピラルクーが半年で40cm程に成長し、その後の1年で1メートル以上に成長します。

ピラルクーの餌は、サイズに合わせて人工飼料や赤虫、メダカやアカヒレ、子赤、姉金、姉金、特大姉金とサイズアップしていきましょう。

60cm以上のサイズになると生き餌での飼育はコストも餌のストックもかなり難しくなるためアジやサバなどを与えましょう。

100cmを超えるとピラルクーの移動が難しくなってきますので、できれば早いうちに終生飼育できる水槽や池への移動を済ませましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

世界最大の淡水魚が近所のペットショップで購入できるってすごいし意外ですよね。

ペットショップではとにかく売れればいいといったところが多く、何も知らない初心者の方にこの魚はこれだけの飼育設備が必要になるなどと自分から教えてくれるところは少ないのが実情です。

このような情報を知らずに幼魚の見た目だけで購入し、大きくなり飼育しきれずに放流してしまう事例も多く存在します。

アリゲーターガーといったもそのうちのひとつで、この魚は購入した多くの人が飼育しきれずに放流して日本の生態系を壊し、平成30年4月から特定外来生物に指定され飼育禁止が禁止されることになってます。

ピラルクーは15年以上生きますので、平均的な人の人生の5分の1程の時間を一緒に過ごすことになります。また、アリゲーターガーと同じことにならないように、飼育設備を用意できない場合は購入しないようにし、購入したら最後まで責任をもって飼育してくださいね。

 

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