シマリスの飼い方|値段・寿命・飼育に必要な飼育用品は?

シマリスはペットとして見かけることの少ない動物ですが、実は日本とって身近な存在であり、北海道にもエゾシマリスというシマリスが生息しています。

この記事では、シマリスの飼い方|値段・寿命・飼育に必要な飼育用品から飼育する際の注意点までシマリスに関する情報をご紹介します。

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シマリスってどんな動物?

シマリスの全長
18-25cm

生息地

シマリスは、北アジアから北アメリカまで幅広い地域に生息しており、日本の北海道にも「エゾシマリス」というシマリスが生息しています。

シマリスはシマリス属の総称として使われていますが、日本国内では「シベリアシマリス」の略称として使われていることが殆どです。

冬眠する

シマリスは気温が大きく下がり食べ物が少なくなる冬までに、沢山の栄養を蓄え冬眠をする準備をして冬から春にかけて長い間冬眠します。

冬眠はシマリスにとって命がけの行為であり、冬眠をしたまま亡くなってしまうこともありますので、シマリスを飼育する際には絶対に冬眠をさせないようにする必要があります。

群れを作らない

シマリスは他の動物とは違い群れを作ることを嫌い、基本的には単独で行動しています。

シマリスの子供は親から独立するまでは親や兄弟と共に過ごしますが、自分で食べ物を確保できるようになり独立すると親元から離れて過ごします。

シマリスの寿命は?

シマリスの寿命
6-8年

シマリスの寿命は約6-8年です。

シマリスは冬眠する生き物であり冬眠は非常に多くの大量を必要とします。

そのため、冬を超えるために冬眠が必要な野生のシマリスの寿命は約3-5年と少し短めになってしまいますが、飼育下のシマリスは人間が管理した暖かい環境で生活することができ、冬眠を必要としないため野生のシマリスよりも寿命が長いです。

シマリスの値段は?

シマリスの値段
5000-12000円

シマリスの値段は約5000-12000円で購入することができます。

シマリスの値段はシマリスの年齢によって大きく変わり、生後1年以上経過したシマリスは値段が安く、生後間もない個体は値段が高くなる傾向にあります。

購入する時に確認すること

適した環境で飼育されているシマリスは健康状態に問題のある場合は少ないですが、劣悪な環境で飼育されてきたシマリスの健康状態には異常がある可能性が高いです。

そのため、シマリスを購入する時には以下の項目を必ず確認しましょう。

  1. 飼育環境
  2. 健康状態
  3. 懐いてるか

飼育環境

ケージの掃除はシマリスの飼育において最も大切で基本的な事ですので、ケージの掃除が行き届いていないショップでの購入は控えたほうがいいでしょう。

不衛生な劣悪な環境で飼育されていたシマリスはストレスから体調を崩していたり、病気を患っていたりと何かしら問題を抱えている可能性が高いです。

健康状態

シマリスの健康状態を確認するには以下の項目をチェックしましょう。

  1. 毛並み
  2. 体形・体格
  3. 排泄物
毛並み

シマリスの毛並みは健康状態によっては大きく変化します。毛並みが良い個体の健康状態に異常があることは殆どありませんが、毛並みが悪い個体は殆どが体調を崩しています。

健康的なシマリスは滑らかで艶のある毛並みをしていますが、健康状態に問題があるシマリスの毛並みはボサボサで艶がなくパサパサに乾燥しています。

体形・体格

シマリスが痩せすぎていたり太りすぎていたりする場合は、シマリスが体調を崩していてエサを食べていなかったり食事の管理ができていない証拠です。

シマリスが痩せすぎて(太りすぎて)いると免疫力が落ちて病気にもかかりやすくなってしまいますので、目視だけで体形がよくわからない場合は実際に触って確認しましょう。

排泄物

健康的なシマリスはコロコロとした形のある排泄物をしていますが、健康状態に問題のあるシマリスの排泄物は下痢のように柔らかいので指で触ると簡単に崩れてしまいます。

懐いてるか

大人のシマリスを購入する場合は人に懐いているか触れ合って確認しましょう。

シマリスが子供のうちから飼育することによって人間に慣れさせることができますが、人に慣れることなく成長し大人になったシマリスを人に慣れさせることはかなり難しいです。

シマリスの飼育に必要な飼育用品は?

シマリスの飼育に必要な飼育用品
  1. ケージ
  2. 巣箱
  3. 床材
  4. エサ入れ
  5. 給水ボトル
  6. ヒーター
  7. 齧り木

ケージ

シマリスは運動力が多いため、飼育にはリス専用のケージが必要になります。

ケージが小さすぎるとシマリスが運動不足になってしまいストレスを感じてしまうため、最低でも横幅、奥行き共に40cm以上、高さ70cm以上のケージを用意しましょう。

巣箱

シマリスは巣の中で眠る習性があるため、寝床として巣箱は必ず必要になります。

シマリスを複数飼育する場合はチンチラの匹数に合わせて巣箱を用意してあげましょう。

巣箱には様々な材質の物がありますので飼育者の好みで選択してもらっても問題はありませんが、特に理由がない場合は最も安全性が高い木製の巣箱がいいでしょう。

床材

床材はケージの底へ敷いて使用することで排泄物の匂いや水分を吸収する役割があります。

シマリスを飼育する際には主に以下のような種類の床材が多く使用されています。

  • 牧草
  • 新聞紙
  • ウッドチップ
  • ペットシーツ

牧草

コスパ★★★★★
吸収性★★★★★
消臭性★★★★★
オススメ度★★★★

牧草はエサとしても使用されている安全な床材ですが、消臭効果は殆ど期待できません。

牧草特有の臭いもあるため、牧草の臭いが苦手な方は他の床材を選んだ方がよいでしょう。

新聞紙

コスパ★★★★★
吸収性★★★★★
消臭性★★★★
オススメ度★★★★★

新聞紙を床材として使用する場合のメリットは何と言っても「無料で入手」できることですが、新聞紙に使われているインクがシマリスに悪影響を与える可能性があります。

日本の新聞紙には植物性のインクが使用されているため比較的安全ですが、極稀にインクに含まれる成分に対してアレルギーを発症することもありますので注意が必要です。

ウッドチップ

コスパ★★★★★
吸収性★★★★
消臭性★★★★
オススメ度★★★★★

ウッドチップは吸水性消臭性保温性に優れている自然由来の最も優れた床材です。

ウッドチップに使われている木材の種類によっては極稀にアレルギー反応を起こす個体もいますので、初めてウッドチップを使用する際にはチンチラに異常が無いかキチンと確認しましょう。

ペットシーツ

コスパ★★★★★
吸収性★★★★★
消臭性★★★★★
オススメ度★★★★★

ペットシーツは床材の中で最も吸収性・消臭性に優れていますが、ペットシーツの繊維がシマリスの足に引っかかって転倒してしまったり、シマリスがイタズラで引き裂いてしまう場合があります。

転倒は骨に亀裂が入ったり骨折の原因になるため、ペットシーツを使用する場合は出来る限りペットシーツの上に別の床材を敷いて使用するようにしましょう。

エサ入れ

エサ入れは食器でも代用することができますが、シマリスが食器の中に入ってしまったり、そのまま排泄をしてしまうことがありますので衛生的に良くありません。

そのため、エサ入れはケージにかけたり固定して使用するタイプの物を選びましょう。

給水ボトル

給水ボトルはエサ入れと同様に食器でも代用することができますが、シマリスが食器の中に誤って入ってしまったりと衛生的に良くありません。

給水ボトルを使用することで水を衛生的に新鮮に保ちやすくなりますので、特に理由がない限りは給水ボトルを使用しましょう。

ヒーター

シマリスは寒さが苦手な動物であり、低体温状態が続くとシマリスが冬眠してしまいます。

シマリスを冬眠をさせないためにも、気温が大きく低下する冬から春にかけてヒーターやエアコンを使いシマリスが快適に過ごせる室温を保つ必要があります。

齧り木

シマリスは生涯前歯が伸び続けるため、硬い物を齧って歯を定期的に削る必要があります。

齧り木を設置してあげることで自ら歯を削ることができるようになるため、必ず用意しましょう。

齧り木は自然で採取してきた物でも代用することは可能ですが、木に付着している細菌がチンチラに悪影響を及ぼす可能性があるため、必ず煮沸消毒してから使用するようにしてください。

シマリスの歯を定期的にカットすることができるなら無くても問題ありません。

シマリスのエサは何をあげる?

主食ペレット・混合シード・ハトの配合飼料など
野菜キャべツ・レタス・小松菜・ニンジンなど
果物バナナ・みかん・リンゴなど
昆虫コオロギ・ミルワームなど

シマリスの主食には「ペレット」や「混合シード」を与え、副食には「キャベツ」や「小松菜」などの野菜や「バナナ」や「リンゴ」などの果物を与えましょう。

その他にも「ヒマワリの種」「クルミ」「ハトの配合飼料」など、シマリスは何でも食べてくれますが特定のエサを毎日与え続けると栄養バランスが偏ってしまうので、栄養バランスが偏らないようにエサをバリエーション良く与えていきましょう。

エサを与える頻度は?

シマリスにエサを与える頻度は1日2回、朝と夜に適量を与えるようにしてください。

絶対に与えてはいけないエサ

シマリスには、以下のような食べ物は絶対に与えないように注意してください。

  • アボカド
  • ネギ類(玉ネギ、長ネギ等)
  • カカオ類(チョコレート・ココア等)
  • 臭いが強い物(にんにく、ショウガ等)
  • その他人間用食品全般

ここに記載した食べ物の他にもシマリスに悪影響を及ぼす危険な食べ物は数多くありますので、基本的には人間が食べる食品は絶対に与えないようにしましょう。

また、初めて与える食べ物は必ず事前にシマリスに与えても安全か確認しましょう。

シマリスの飼い方と注意点は?

ケージの設置場所

シマリスのケージは直射日光が当たらずに物音がしない静かな場所に設置しましょう。

気温が大きく低下する季節には直射日光の当たる位置にケージを設置しても問題はありませんが、シマリスは体温を調節することが苦手な動物なので、基本的には直射日光が当たる場所や朝、昼、夜で室温の変化が激しい場所は避けるようにしましょう。

特に夏場は室温が上がりやすくなっているのでケージの設置場所には注意しましょう。

温度・室温管理

シマリスに適切な室温
  • 約20-25℃

シマリスは室温が極端に低下すると冬眠をしてしまう習性がありますが冬眠をすると体力を多く消費してしまい、そのまま冬眠から目覚めることなく亡くなってしまうこともありますので、絶対に冬眠をさせないように室温を管理するようにしてください。

シマリスが冬眠せずに快適に過ごせる室温は約20-25℃と、人間が少し肌寒く感じるくらいが最も適しています。冬場の冬眠対策は勿論、気温が30℃を超えるような真夏はシマリスが「熱中症」に掛かりやすいので注意してください。

フンキリ網は外そう

ケージの中には「フンキリ網」という排泄物だけを除去するように作られた製品が付属している場合がありますが、フンキリ網を使用すると網の間にシマリスの足が挟まってしまうことがあり転倒の原因になります。

転倒の仕方によってはシマリスが骨折してしまうこともあるので、転倒の危険性があるフンキリ網は使わずに外してあげたほうがいいでしょう。

ケージと巣箱の掃除

シマリスのケージの掃除の仕方を大きく分類すると「床材の交換」と「巣箱の掃除」の二つに分けられます。床材の交換は一週間に1回、巣箱の掃除は二週間に1回行いましょう。

シマリスはエサを巣箱に貯蓄(貯める)する習性があります。そのため、巣箱には沢山のエサが溜まっていますがエサは次第に腐敗していってしまいますので、巣箱を掃除する際には野菜などの腐りやすい生モノは除去しましょう。

その他のエサも同様に除去が好ましいですが、せっかく貯めたエサが無くなっているとシマリスがストレスを感じてしまうこと考えられますので、シマリスが巣箱に貯め込んだ古いエサは除去し、新しいエサと交換してあげましょう。

複数(多頭)飼育には向かない

野生のシマリスは群れを作って行動することは無く一生の殆どを単独で過ごします。

シマリスは縄張り意識を持っていますので、同じ生活圏に複数のシマリスがいると余程相性が良い場合を除いて縄張りを争いの喧嘩が発生します。

流血するような激しい喧嘩になると傷跡が残ってしまったり、最悪の場合は失明してしまうこともありますので、シマリスを複数飼育する場合は必ず別々のケージを用意しましょう。

シマリス飼育【まとめ】

全長18-25cm
寿命6-8年
値段5,000円-12,000円
人気度★★★★★
飼育難易度★★★★

シマリスは野生でも飼育下でも一人で過ごすことを好む個体が多い傾向にあり、イヌやネコのようにベタベタと甘えてくるようなシマリスは数少ないです。

触れ合うにはシマリスの気分に合わせてあげる必要がありますので、いっぱい可愛がってあげるというよりも時々かまってあげる形での飼育が適しているでしょう。

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