ハムスターの繁殖方法|オスとメスの見分け方や相性チェック【まとめ】

ハムスターは繁殖力が強い動物であるため、誰でも簡単にハムスターを繁殖させることができます。

しかし、間違った方法で繁殖を試みてしまうと親が育児を放棄したり、子食い(子供を食べる)が起きることも考えられるため、ハムスターの繁殖はキチンとした手順を踏んで行う必要があります。

この記事では、ハムスターのオスとメスを見分ける方法や繁殖させる手順を解説していきます。

ハムスターを繁殖させるには

ハムスターを繁殖させるには、成熟した相性の良いペアを同じケージで飼育する必要があります。

ハムスターはオスとメスで成熟する期間に差があります。オスのハムスターは生後約1ヵ月で成熟が完了しますが、メスのハムスターは成熟までに約一ヵ月半の期間が必要になります。

成熟するまでの期間は、ハムスターの種類や個体によって若干の差があります。

ハムスターの性別の見分け方

オスとメスの違い
  • 生殖器から肛門までの距離

ハムスターの性別は、生殖器と肛門までの距離を確認することで識別することができます。

オスのハムスターは生殖器から肛門までの距離が“約1cm”離れていますが、メスのハムスターは生殖器から肛門までの距離が“約0.5cm”とオスのハムスターよりも間隔が短くなっています。

生殖器から肛門までの距離は、ハムスターの種類や個体によって若干の差があります。

ハムスターを繁殖させる方法

1. 必要な飼育用品を揃える

ハムスターの繁殖に必要な飼育用品
  • ケージ
  • 巣箱

ケージ

ハムスターを繁殖させるには、少なくともケージが二個以上必要になります。

ケージは主にハムスター同士の相性をチェックする際に使いますが、繁殖させた子供を長期的に飼育する際にも必要となるため、万全を期すならば三個以上のケージを用意しておきましょう。

巣箱

巣箱は、可能な限り大きなモノを用意してください。

巣箱のサイズが小さすぎると、巣箱の中に入れない子供が出てきたりと子育てに支障をきたします。

2. 相性をチェックする

ハムスターの相性は、オスとメスを同じケージに入れることで確認することができます。

ハムスターは“オスよりもメスの方が強い”動物であるため、メスが住んでいるケージにオスを入れてしまうとメスがオスを自分のテリトリー(縄張り)から追い出そうと攻撃する傾向にあります。

そのため、メスが住んでいるケージにオスは絶対に入れてはいけません。オスが住んでいるケージにメスを入れるか、新しいケージを用意してそこにオスとメスを同時に入れるようにしてください。

相性が悪いと喧嘩が始まります。相性が悪かったら隔離して翌日にやり直しましょう。

3. 交尾を確認したら隔離する

ハムスター同士の相性が良ければ、数分から数十分で交尾を確認することができます。

ハムスターの交尾を確認したらオスとメスを別のケージに隔離しましょう。一度交尾を確認したら直ぐに隔離しても問題ありませんが、一度だけの交尾では妊娠しない可能性もあります。

確実にハムスターを繁殖させたい場合は、複数回の交尾を確認するまで見守るようにしましょう。

オスのハムスターの中には子育てを手伝うような個体もいますが、大半のオスは“子供を攻撃したり捕食してしまう”ため、子供を守るためにも絶対に隔離してください。

4. 妊娠の確認と出産するまで

ハムスターが無事に妊娠していたら数日のうちにお腹が膨れ、数週間から1ヵ月程で出産します。

妊娠しているハムスターはストレスを感じやすくなっています。ストレスは“出産や子育てに悪影響を及ぼす”ため、ケージの掃除をしたり巣箱の中を覗き込むことはしないでください。

出産までの期間はハムスターの種類によって差があります。ゴールデンハムスターは約2週間で出産しますが、ジャンガリアンハムスターは出産まで約1ヵ月かかります。

5. 子育てには手を加えない

ハムスターは出産から子育てまで全部自分で行うため、飼い主が手を加える必要はありません。

飼い主が唯一出来ることは“ストレスを極力与えない”ことです。ハムスターはストレスを感じると育児を放棄したり子供を食べることもあるため、十分に注意する必要があります。

赤ちゃんは絶対に素手で触らない

素手で赤ちゃんを触ってしまうと赤ちゃんに人間の匂いが付いてしまいます。赤ちゃんに人間の匂いが付いてしまうと、母親は“自分の赤ちゃんではない”と勘違いをしてしまうことがあります。

ハムスターには自分の子供以外を育てる習性はないため、人間の匂いが付いてしまった赤ちゃんの育児を放棄してしまったり、匂いを消すために母親が子供を食べてしまう場合もあります。

巣箱の外に赤ちゃんが居た場合

ハムスターの赤ちゃんが巣箱の外に出ていた場合は、数分間は何もせずに見守ってください。

大半の場合は、母親が赤ちゃんを咥えて巣箱に戻します。母親が赤ちゃんに気づかずに巣箱の中から出てこない場合は、割りばしを使って赤ちゃんを巣箱の入り口近くに戻してあげましょう。

6. オスとメスでケージを分ける

ハムスターは、生後3週間から1ヵ月程で親元から離れて完全に自立します。

自立したハムスターは必ずオスとメスを別のケージに隔離してください。そのまま隔離せずに放置していると繁殖が始まってしまいますし“共食いが発生するリスク”もあるので必ず隔離しましょう。

同姓のハムスター同士でも相性が悪い場合は、別のケージに隔離する必要があります。

ハムスター繁殖【まとめ】

ハムスターの繁殖は誰でも簡単に行うことができますが、ハムスターは他の動物よりも繁殖力が非常に強いため、オスとメスを同じケージで適当に飼育しているとネズミ算に繁殖してしまいます。

また、血縁関係が近しい者同士で繁殖させると遺伝子疾患(奇形や病気)を持って生まれてくる可能性が高くなってしまうので、繁殖させる際は必ず血縁関係の無いハムスター同士を選んでくださいね。

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