日本では「犬」や「猫」といった飼いやすい動物がペットとして飼育されていますが、他にもペットとして飼育することができる動物は沢山います。
この記事では、ペットにできる珍しい動物5選|値段・寿命・性格をご紹介します。
1. 日本にも生息する「シマリス」
全長 | 18-25cm |
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寿命 | 6-8年 |
値段 | 5,000-12,000円 |
性格 | 好奇心旺盛・警戒心が強い・臆病 |
シマリスは北アジアから北アメリカまで、幅広い地域に生息しており、日本の北海道にも「エゾシマリス」というシマリスが生息しています。
シマリスには群れを作る習性は無く独立性の高い動物なので、人に触れ合うことなく成長したシマリスは警戒心が物凄く強く触らせてもくれませんが、人の手で子供の頃から育てることによってある程度は比較的簡単に慣れさせることができます。
社会性が無いシマリスは常に単独行動してるから犬や猫のように触れ合うよりも見守ってあげる飼い方がオススメだよ。
2. 沢山の針を持っている「ハリネズミ」
全長 | 18-25cm |
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寿命 | 5-10年 |
値段 | 15,000-40,000円 |
性格 | 好奇心旺盛・感受性豊か・臆病 |
「沢山の針を持ったハリネズミをペットとして飼えるの?」と思いますが、ハリネズミに触れて痛いと感じるのはハリネズミが針を立てて威嚇している時だけなんです。
人間に慣れているハリネズミは針を立てることがないので触れ合って遊ぶこともできますが、ハリネズミは喜怒哀楽が激しい動物なので、甘える時は思いっきり甘えてきますが機嫌が悪い時は針を立てて飼い主を威嚇するようなこともあります。
ハリネズミは突然怒って威嚇してくることもあるけど、こちらから手を出したりしなければハリネズミの方から攻撃してきたりすることはないよ。
3. 寿命がとても長い「チンチラ」
全長 | 18-25cm |
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寿命 | 10-15年 |
値段 | 5,000-12,000円 |
性格 | 好奇心旺盛・人懐っこい |
チンチラは社会性の高く普段は複数匹の群れで行動しています。
社会性が高いチンチラは人懐っこい個体が多く、犬や猫のように甘えてきたり名前を呼ぶと反応して近くにきてくれたりするような子もいます。
また、野生のチンチラは限られた地域に生息し絶滅危惧種に登録されている希少な動物ですが、繁殖させる方法が確立されているため比較的安価で流通しています。
チンチラはすごく人に懐くし寿命もとても長いよ。最も長く生きたチンチラは約27年という記録も残っているよ。
4. 空を飛ぶことができる「フクロモモンガ」
全長 | 18-20cm |
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寿命 | 8-12年 |
値段 | 10,000-20,000円 |
性格 | 警戒心が強い・臆病 |
黒く大きな丸い目が可愛いフクロモモンガは皮膚で構成された飛膜を持っています。
フクロモモンガは、この飛膜を使い木から木へ滑空して移動することができ、その距離は50m以上に及び、時には150m以上滑空することもあります。
フクロモモンガは一般的に警戒心が強く臆病な子が多い傾向にありますが、ベビー(子供)のうちから育てることによって人によく懐きます。
フクロモモンガはオスを中心とした一夫多妻で行動するからフクロモモンガのオスを多頭(複数)飼いする時には別々のケージで飼育する必要があるよ。
5. 狩りもすることができる「フクロウ」
全長 | 15-70cm |
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寿命 | 10-25年 |
値段 | 150,000-700,000円 |
性格 | 好奇心旺盛・警戒心が強い・臆病 |
大きく丸い目を持ったフクロウは可愛らしい見た目をしていますがタカやハヤブサ等と同じ猛禽類であり、獲物を狩るために鋭く尖った鉤爪とクチバシを持っています。
「そんな動物を飼育することができるの?」と思うと方もいると思いますが、フクロウのためにキチンとした環境を用意することができれば比較的簡単に飼育することができます。
ただ、フクロウのエサには「ヒヨコ」や「マウス(ネズミ)」など、新鮮な生肉を与える必要があり、エサの下処理をして与える必要がありますので、そういう処理が苦手な方には向きません。
海外ではフクロウは鷹狩をするために飼育されることが多いけど犬や猫と同じようにペットとしても飼育することができるよ。
【まとめ】
この記事では、ペットにできる珍しい動物5選をご紹介しました。
どのペットも小さな頃から飼育することで人に懐かせることができますが、当然個体によって性格には差がありますので個体にあった環境で飼育してあげてくださいね。