熱帯魚のブリーダーになるには?資格はいる?

熱帯魚の飼育が好きで趣味にしている人は、「熱帯魚のブリーダーになりたい

と、誰もが考えたことあると思います。(ないとか言わないで)

資格がいる?専門学校に行く?

熱帯魚ブリーダーになるのに資格や学校に行く必要はありません!

今回はブリーダーについて考えていきたいと思います。

熱帯魚ブリーダーになるには?

僕はブリーダー!と言えば誰でもブリーダーになれてしまうんですね。

ですが、ブリーダーになったとしても、どんな環境で飼育しているかも知らない人から買おう!って、ペットショップ側の人はなりますか?なりませんよね。

ブリーダーは買い取ってくれる人がいて初めて仕事として成立します。

人(ショップ)との繋がりが非常に大事になってくるので、アクアリウム専攻の専門学校に通うことが、ブリーダーになる上で意味のないことではありません。

専門学校に通うことでアクアリウム好きな人との繋がりができます。

その人達もアクアリウム業界で働くことを目指して専門学校に通っているので、

その友達が将来的にショップを開業したり就職したときに、他の知らないブリーダー達よりも優先的に熱帯魚を買い取ってくれるかもしれません。

ただ、熱帯魚のブリーダーのみで他に仕事はしない!ということで生活できてる人は、ブリーダーの中で1割以下だと、僕は思っています。

ブリーダーは格差社会のお手本みたいな感じです。

例えば、値段が同じのレストランが2件並んでて1件目は有名レストランで、2件目は名前も知らないレストランだったら皆さんならどちらに行きますか?

殆どの人は有名レストランに入ると思います。

この様に、有名なブリーダーは信用がありますし、ブランド力で売っていけますが逆に新人ブリーダーは信用がありませんし、この新人ブリーダーの人の魚を飼いたい!と思ってくれる人はほとんどいません。

運よくグッピー、シュリンプなどで新種を作り出すことができ、名前を売っていくことができて有名になったならば、一流熱帯魚ブリーダーの仲間入り!

他に仕事をしないでブリーダー1本でもブランド力があるので困ることはないと思いますが、このようなことはそうそう起こえりません。

多くの熱帯魚のブリーダー達は、副業としてやっている人が多いのが事実です。

趣味の延長線で副業でお小遣いを稼ぎたい!といったことを望む人は、市場に需要があり、繁殖させる知識を持った魚を光熱費や餌代を計算した上で採算のとれる魚を飼育、繁殖させるだけですからね。

お小遣い稼ぎ程度ならば、簡単に叶うと思います。

今(2018年/1月)だとヤフーオークションインペリアルゼブラプレコが、そういったブリーダー達によって繁殖されて売られています。

おおいいじゃん!今からオークションで買って繁殖させよう!と思っても、今現在インペリアルゼブラプレコを購入しようとしている人は、

趣味で飼育したい人と繁殖させようと購入している人達がいると思います。

趣味で購入している人は日に日に増えていってるので、少しずつですが需要がなくなりますし

(特にプレコの場合長寿(5年~10年)ですので。)

自分が売る側になったときは、今現在プレコを販売している人と、自分と同じで、繁殖させようと考えて買った人がライバルになりますね。

半年後、プレコの子供が生まれ、プレコの子供から更に子供が生まれた!

さて売ろう!ってなったときに市場の相場はどうなってるでしょう?

人気がさらにでた!という場合を除き、間違いなく相場は下がってます。

ライバルも増えているので当然そうなり、利益が減ってしまいます。

なので、もし今副業で利益を出したい!と考えるのならば、もう既に値段が安定している生体か、これは流行る!と思う生体に手を出しましょう。

いきなり水槽10本買って水槽部屋を作って~と考えるより、水槽1本から始めて上手くいったら水槽を増やして…水槽部屋を作って~っと考えた方がいいですね!

冬はヒーター代で結構な額になるので、ヒーターを使わない生体を考えたりしてもいいです。

ひとつ例を出しますと、ザリガニですね。ザリガニなんて売れるの?って

思う人もいると思いますが、今は赤いザリガニだけでなくて青色や白色が固定化されたザリガニやタイゴーストやシザーといったザリガニまでいます。

こういった特殊変異のザリガニを作り出せば1匹何万円といった値段で売れます。

色が違うだけでアメリカザリガニなのでヒーターもいらず、飼育と繁殖は容易ですしザリガニは1回で100個以上の卵を産卵します。水質悪化にも非常に強いです。

冬場の光熱費は地域にもよりますが値段が高いので、こういったヒーターによる光熱費を無くせるってだけで、それだけ利益に上乗せされるわけですから繁殖させる生体選びは1日で決めないで、色々調べた上で慎重に決めましょう。

これらを趣味の延長線してやっていくのが現実的なブリーダーだと思います。

まとめ

ブリーダーだけを仕事に生活するのは難しいです。

趣味で繁殖させていたら新種を作り出してしまっていつの間にか有名になっていた!なんてこともあるかもしれませんが…

本気でブリーダーで仕事がしたければ、有名ブリーダーの方に弟子入りしたりショップに自分がブリードした個体を持っていき、売り込みにいくところからはじめましょう。(人脈作りが大事)

また、品種改良の生体を作りたい場合はメンデルの法則は必ず覚えておいたほうがいいです。

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