世間では電気のLED化が進んでいますがアクアリウムではどうなのでしょうか?
水槽で水草や熱帯魚を育てる場合はどちらのライトがいいのか?
まずは、蛍光灯とLEDのメリットとデメリットから見ていきましょう。
蛍光灯ライトのメリット
蛍光灯ライトのメリットは、LEDライトと比べると多く流通していますから値段も安いです。蛍光灯ライトは熱を持ちますので、多少の加温効果があります。
また、蛍光灯には紫外線が含まれていますのでLEDと比べると自然の太陽光に近い光なので水草が育ちやすく、蛍光灯で育てられない水草はないと言えます。
蛍光灯ライトのデメリット
蛍光灯ライトのデメリットは電気を付けたり消したりするたびに寿命が短くなってしまうこと。また長時間点灯していると熱を持ちますので設置場所には注意が必要です。
短期的に使うのならばLEDライトより値段も安く優れていますが、長期的に使うことを考えると、LEDライトと比べると電気代が高いのがデメリットになります。
約半年で電球が寿命と言われていますのでその都度メンテナンスをしなくてはなりません。
LEDライトのメリット
LEDライトのメリットは、なんといっても小型で軽量なこと、蛍光灯と比べて衝撃に強い、蛍光灯と比べて寿命が長く消費電力がが蛍光灯に比べてとても低いということなどがあげられます。
ライトの大きさが小さいため蛍光灯ライトのように大きいライトではなく、薄いインテリアにも優れてるライトが多く発売されています。
LEDライトの寿命は10年と言われていますので、メンテナンスをする手間が省けます。また、蛍光灯とは違って電球が熱くなりません。
LEDライトのデメリット
LEDライトのデメリットは、蛍光灯や太陽光とは違い紫外線が含まれないことです。そのため水草の成長が蛍光灯に比べると弱いことです。
またLED本体の値段が高いといったことがあげられます。本体価格が蛍光灯と比べると少し高いですが、長年にわたり使うことを考えたら光量も強く電気代も安いことからデメリット?になるのかは微妙なところです。
まとめ
一言にどちらがいい!というより目的に応じて使い分けましょう。
水草をメインに綺麗に育てたい、難易度の高い水草を育ててみたい!そんなときには蛍光灯ライトがおすすめです。
消費電力と光量の効率がLEDには劣りますが、水草にとってはLEDライトよりも育てやすい光ですので水草メイン水槽には蛍光灯ライトを選びましょう。
生体をメインに育てたい、電気代を安くしたい!という人はLEDライトがおすすめです。LEDライトその物は少し高いですが、長期的に長時間使うことを考えたらLEDライトの方が効率がいいです。
また蛍光灯と同じ消費電力でもLEDライトの方が光量強いため水槽内も良く見えて鑑賞に適しています。また、インテリア性が高い商品が多いため、見た目で決めてもいいと思いますよ!