アクアリウムに使用する水槽には、規格水槽・ワイド水槽・キューブ水槽・特注水槽の四種類に分類することができ、各水槽によって形や値段が異なります。
この記事では、規格水槽・ワイド水槽・キューブ水槽・特注水槽のサイズ(大きさ)一覧や水槽に入る水量・値段の相場に関する情報をご紹介します。
規格水槽・ワイド水槽・キューブ水槽・特注水槽を比較
種類 | 価格/コスパ | 水量 |
---|---|---|
規格水槽 | ★★★★★ | ★★★★★ |
ワイド水槽 | ★★★★★ | ★★★★★ |
キューブ水槽 | ★★★★★ | ★★★★★ |
特注水槽 | ★★★★★ | ★★★★★ |
規格水槽
規格水槽の特徴
- 大量生産されているため流通量が多い
規格水槽とは、その名の通り水槽の基準となる水槽のことをいいます。
規格水槽は工場で大量生産されているので安価で購入することができます。他の水槽と比べると水量が少なめですが、コスパがとても良いので初めての水槽としてオススメです。
規格水槽のサイズ(大きさ)一覧【水量・値段まとめ】
規格水槽 | サイズ(大きさ) | 水量 | 価格 |
---|---|---|---|
30cm規格水槽 | 30x18x24cm | 12ℓ | 1500円 |
45cm規格水槽 | 45x24x30cm | 32ℓ | 2500円 |
60cm規格水槽 | 60x30x36cm | 64ℓ | 3500円 |
90cm規格水槽 | 90x45x45cm | 182ℓ | 12000円 |
120cm規格水槽 | 120x45x45cm | 243ℓ | 25000円 |
ワイド水槽
ワイド水槽の特徴
- 水槽の奥行き・高さが統一されている
ワイド水槽とは、水槽の奥行きと高さが統一されている水槽のことをいいます。
ワイド水槽は規格水槽の約2倍以上の値段で少し高めになっていますが、水槽の奥行きと高さ増えた分水量も大幅に増えています。60cmワイド水槽の水量は60cm規格水槽の約2倍です。
ワイド水槽のサイズ(大きさ)一覧【水量・値段まとめ】
ワイド水槽 | サイズ(大きさ) | 水量 | 価格 |
---|---|---|---|
30cmワイド水槽 | 30x24x24cm | 17ℓ | 2500円 |
45cmワイド水槽 | 45x30x30cm | 40ℓ | 4500円 |
60cmワイド水槽 | 60x45x45cm | 121ℓ | 10000円 |
キューブ水槽
キューブ水槽の特徴
- 水槽の横幅・奥行き・高さが統一されている
キューブ水槽とは、その名の通り全ての幅が同じであるキューブ状の水槽のことをいいます。
キューブ水槽はワイド水槽よりも更に値段が高くなっていますが、値段と比例して水量を大幅に増えています。60cmキューブ水槽の水量は60cm規格水槽の約3倍以上となっています。
キューブ水槽のサイズ(大きさ)一覧【水量・値段まとめ】
キューブ水槽 | サイズ(大きさ) | 水量 | 価格 |
---|---|---|---|
30cmキューブ水槽 | 30x30x30cm | 27ℓ | 3000円 |
45cmキューブ水槽 | 45x45x45cm | 91ℓ | 10000円 |
60cmキューブ水槽 | 60x60x60cm | 216ℓ | 15000円 |
特注水槽
特注水槽の特徴
- オーダーメイド
特注水槽とは、注文者が欲しいサイズの水槽を指定して作られた水槽のことをいいます。
150cm以上の水槽が欲しい場合は水槽を特注して作成する必要があります。特注水槽は欲しいサイズの水槽を作ることができますが、他の水槽とは比にならないほど値段が高いです。
規格水槽・ワイド水槽・キューブ水槽・特注水槽【まとめ】
基本的に水槽は値段が安いほど水量が少なく、値段が高いほど水量を多くなっています。
小型魚の「ネオンテトラ」や「グッピー」を飼育する場合は規格水槽を選び、中型魚の「オスカー」や「ポリプテルスセネガルス」を飼育する場合はワイド水槽を選び、大型魚の「アロワナ」や「淡水エイ」を飼育する場合には特注水槽を用意しましょう。
以上のように、どの水槽を選択するのかは飼育する魚によって切り替えるといいでしょう。