グッピーの飼い方と注意点|特徴・寿命・種類・値段・混泳【まとめ】

熱帯魚を知らない人でも「グッピー」だけは知っているという人も多いのではないでしょうか。

グッピーは熱帯魚の中でも特に知名度が高い魚であり、若者から高齢者まで幅広い年代に人気があります。グッピーが人気である理由は美しさは勿論、簡単に飼育ということでも支持を集めています。

この記事では、グッピーの寿命や種類等、グッピーの飼育に関する情報をご紹介します。

グッピーってどんな魚?

グッピーの全長
3-6cm

特徴

オスの特徴
  • 小さな体
  • 大きな尾ビレ
メスの特徴
  • 大きな体
  • 小さな尾ビレ

色鮮やかなで美しいヒレが特徴的なグッピーはオスとメスで外見に大きな違いがあります。オス個体は色鮮やかで大きなヒレを持っていますが、逆にメス個体は地味でヒレが小さな個体が多いです。

また、グッピーは頻繁に繁殖(出産)を繰り返す習性があるため、オスよりもメスの方が体が大きく(約1.5倍)成長します。平均的な体の大きさはオス個体が約3-4cm前後でメス個体は約4-6cm前後です。

グッピーの寿命

グッピーの寿命
1-4年

グッピーは寿命が極端に短く生後2年以内で死んでしまう個体が多い傾向にありますが、適切な環境で飼育することによって3-4年近く生きる長寿な個体も存在します。

グッピーの寿命は主に個体が持つ生命力によって決定されますが、グッピーが発症しやすい「白点病」「カラムナリス病」等の病気を予防することで通常よりも長生きさせることができます。

メスの寿命は短い

グッピーの出産周期は約25日です。特に問題なく順調に事が進めば月に1回は出産を行います。

しかし、出産は非常に多くの体力を消耗するため、休憩期間を設けずに連続で出産を行おうとするとメスの体に大きな負担が掛かり、出産直前(直後)に亡くなってしまう可能性が高くなります。

グッピーの値段

グッピーの値段
50-3000円

グッピーの値段は種類や性別によって大きな差があります。

流通量の多い外国産グッピーは100円以下で購入することができますが、ブリーダーにより品種改良を繰り返され作出された品種は数万円、時には数十万円といった値段で取引されることもあります。

グッピーコンテストで賞を受賞したグッピーの子供や新種のグッピーは特に高価です。

グッピーの種類

外国産グッピー

外国産グッピーの特徴
  • 小さめの尾ビレ
  • 水質の変化に弱い

外国産グッピーは国産で繁殖されたグッピーと比べると尾ビレが小さくなっています。

外国産グッピーはその名の通り外国から輸入されたグッピーであり、流通量が多いことから国産のグッピーと比べると値段が非常に安くなっていますが、外国産グッピーは死にやすい傾向にあります。

外国産グッピーが死にやすい要因としては水質の違いが挙げられます。外国産グッピーは日本の水質とは異なる水質で飼育されていたため日本の水質に慣れていないのです。

国産グッピー

国産グッピーの特徴
  • 大きな尾ビレ

国産グッピーはその名の通り日本で生まれたグッピーのことをいいます。一口に国産グッピーと言ってもひとつの品種のことを指す訳ではなく、日本国内で生まれたグッピーは全て国産グッピーです。

また、国産グッピーは外国産グッピーの数倍の値段で販売されていますが、国産グッピーは日本の水質に最も適応しているため、水質の悪化にも強く飼育も簡単なので初心者の方にもオススメです。

フルレッド

フルレッドの特徴
  • 赤色の眼球
  • 赤色の体色と白色の腹部

フルレッドは腹部以外の全てが真っ赤な色に染まっている品種であり、単色系ともいいます。

フルレッドの発色具合(濃さ)は個体によって差があるため、色鮮やかな明るい赤色の体色をした個体から血のような赤黒い体色をした個体まで、様々な明るさの体色が確認されています。

フルレッドは単色系のグッピーの中でも特に人気の高い種類になります。

フルブラック

フルブラックの特徴
  • 黒色の眼球
  • 黒色の体色と白色の腹部

フルブラックは腹部以外の全てが真っ黒な色に染まっている品種であり、単色系ともいいます。

フルブラックの発色具合(濃さ)は個体によって差があるため、漆黒のような真っ黒な体色をした個体から青みの強いグレー色の体色をした個体まで、様々な明るさの体色が確認されています。

ギャラクシーグラス

ギャラクシーグラスの特徴
  • グラス模様

ギャラクシーグラスは模様の入ったグラスのような細かい斑点模様が特徴的です。

ギャラクシーグラスの模様は個体によって差があります。キメ細かい斑点模様がビッシリと付いている個体から大きな斑点模様がヒョウ柄のようになっている個体まで、様々な模様が存在します。

体色はホワイト以外にもレッドやブルー等、複数のカラーバリエーションあります。

グッピーの飼い方と注意点

グッピーの飼育に必要な道具(飼育用品)
  • 水槽
  • フィルター(濾過器)
  • ライト
  • ヒーター
  • カルキ抜き

飼育に必要な水槽の大きさ

グッピーを飼育するには最低でも30cm以上の規格水槽が必要になります。繁殖や混泳を考えている場合は飼育する熱帯魚の匹数に合わせて水槽のサイズも大きくしていきましょう。

水槽のサイズと飼育数の目安
  • 30cm規格水槽 4~6匹
  • 45cm規格水槽 10~15匹
  • 60cm規格水槽 20~30匹
  • 90cm規格水槽 90匹~

上記の水槽のサイズと飼育数は大体の目安です。収容可能な匹数は使用するフィルターの濾過能力により変化するため、使用するフィルターに合わせて匹数を調節するようにしてください。

フィルター(濾過器)

グッピーの飼育に使う濾過器は「底面式フィルター」「スポンジフィルター」がオススメです。

グッピーは水を汚してしまう魚ではないため、適切な匹数で飼育している限りは先ほど述べたようなサブフィルターのみで十分ですが、過密飼育を行う場合は「外部式フィルター」を使用しましょう。

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上部式フィルターを使用する場合

グッピー(特にヒレが大きいオス個体)は水流が苦手であるため、他のフィルターよりも強い水流が発生する上部式フィルターを使用してしまうとグッピーが泳ぎ疲れてしまいます。

グッピーに疲労が溜まると体調を崩して死んでしまうこともあります。そのため、上部式フィルターを使用する場合は必ず排水口の向きを変えるなどして水流が緩やかになるように調節してください。

小さい水槽は上級者向け

30cm以下の水槽でもグッピーを飼育することは可能ですが、30cm以下の水槽は極端に水量が少ないため、直ぐに水質が悪化してしまいます(水質を一定に保つことが難しい)。

そのため、熱帯魚を初めて飼育する初心者の方は水質が安定しやすい60cm規格水槽がオススメです。60cm規格水槽はコストパフォーマンスに優れており、水量は45cm規格水槽の2倍以上も入ります。

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水温・水質管理

グッピーに適切な水温・水質
  • 水温 25℃
  • PH 6.5-8.0

グッピーは低水温と高水温の両方を苦手とします。水温が低すぎると免疫力が落ちてしまい「白点病」等の病気に罹りやすくなってしまいますし、逆に水温が高すぎても体調を崩してしまいます。

また、グッピーに適切なPHは種類(原産地)にとって大きな違いがあります。基本的には国産グッピーは弱酸性~中性、外国産グッピーは中性~弱アルカリ性の水になるように水質を調節してください。

底砂

底砂は水質に影響を与える効果があるため、飼育するグッピーの種類によって使い分けましょう。

国産グッピーの場合は水質を弱酸性に傾ける効果の「ソイル」がオススメです。外国産のグッピーを飼育する場合は水質を弱アルカリ性に傾ける効果のある「サンゴ砂」「カキ殻」がオススメです。

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エサは何をあげる?

グッピーのエサは主食に「人工飼料」を与え、副食には「冷凍エサ」を与えてください。

オススメの冷凍エサは「アカムシ」「ブライシュリンプ」です。しかし、これらの生エサを過剰に与えると水質が悪化に繋がってしまうため、与えすぎないように配給量をコントロールしましょう。

グッピーの稚魚に人工飼料を与える場合は必ず細かく砕いてから与えてください。稚魚の口のサイズは極端に小さいため、そのままでは人工飼料を食べることが出来ません。

混泳はできる?

グッピーは温和な性格をした個体が多いため、他種の熱帯魚とも簡単に混泳させることができます。

しかし、シクリッド系の魚は縄張り意識が強く攻撃的な個体が多いので混泳は避けてください。特にベタは性格がキツイです。グッピーと混泳させるとボロボロになるまで攻撃されてしまいます。

相性の良い混泳魚

グッピーと相性が良い熱帯魚
  • コリドラス
  • ネオンテトラ

グッピーはコリドラス」や「ネオンテトラ等の大人しい魚と相性が非常に良いですが、グッピーを他種の魚と混泳させてしまうとお互いが混泳魚の稚魚(卵)をエサと認識して食べてしまいます。

グッピー自身が自分の子供を食べてしまうこともありますが、他種の混泳魚が加わることで生まれてきた稚魚が生存する確率が更に下がるため、繁殖が目的の場合は他種の魚との混泳は避けましょう。

グッピー飼育【まとめ】

グッピーの寿命は約1-2年とかなり短命ですが、短い寿命を補うために繁殖力がとても強いため、生まれた稚魚を全て隔離して育ててしまうとグッピーが増えすぎて飼い切れなくなってしまいます。

そのため、用意できる水槽が限られている場合は“生まれてきた稚魚は隔離せずに生き残った個体だけを育てる”ようにしましょう。少し可哀想と思う方もいるかもしれませんがこれが本来の姿なのです。

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