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スネークヘッドの飼い方|種類・値段・寿命・混泳・飼育に必要な飼育用品は?

熱帯魚|淡水魚

スネークヘッドは日本にも生息しており「雷魚(ライギョ)」と呼ばれています。日本には地味な色のスネークヘッドしか生息していませんが世界中に生息するスネークヘッドはカラフルで美しい種類が沢山います。

この記事では、スネークヘッドの飼い方|種類・値段・寿命・混泳・飼育に必要な飼育用品から水槽の立ち上げ方まで、スネークヘッドに関する情報をご紹介します。

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スネークヘッドってどんな魚?

スネークヘッド全長
20-130cm

スネークヘッドは蛇のような頭が特徴的な肉食魚であり、魚本来の呼吸方法であるエラ呼吸に加えて人間と同じ呼吸方法である空気呼吸(肺)をすることができます。

そのためスネークヘッドは他の魚と違い地上でも長時間生存することができますが、体表が乾いていくとそれに比例して徐々に弱っていきます。生存可能時間は部屋の気温や湿度にもよりますが30分程なら死ぬことはありません。

定期的に空気呼吸が必要なスネークヘッドは一定時間ごとに水面へ行き息継ぎを行いますが、一定時間肺呼吸が出来ずにいると魚であるのに窒息死してしまいます。

また、スネークヘッドは縄張り意識を持ち非常に強力なパワーを持っている狂暴な魚ですがカッコいい(可愛い)見た目から幅広い層に根強い人気があります。

スネークヘッドの寿命は?

スネークヘッドの寿命
5-15年

スネークヘッドの寿命は約5-15年です。

スネークヘッドの寿命は種類により大きな差があり、レインボースネークヘッド等の小型スネークヘッドの寿命は約5-8年程ですがレッドスネークヘッド等の大型スネークヘッドの寿命は約10-15年程になります。

スネークヘッドの寿命は飼育する環境により大きく変わり、大型スネークヘッドであるレッドスネークヘッドには20年以上生きた個体も確認されています。

スネークヘッドの値段は?

スネークヘッドの値段
500-10000円

スネークヘッドの値段は約500-10000円で購入することができます。

同じ種類のスネークヘッドでも原産地によって顔付きや体色、模様が異なっているため、スネークヘッドの値段は種類のみで決まるのではなく原産地によって大きく変わります。

スネークヘッドは、ブリード(人工繁殖)個体の値段が安くワイルド(自然採取)個体は値段が高くなります。ワイルド個体は魅力的な個体が多く人気があります。

スネークヘッドの種類は?

ドワーフスネークヘッド

学名Channa limbata
全長:20cm
参考価格:1000-3000円

ドワーフスネークヘッドはアジア広範囲に生息しており、タイやインドネシア等、様々な地域に生息しています。ドワーフスネークヘッドは生息する地域により色彩が異なっており、様々な体色と模様が存在するため愛好家を中心にとても人気があります。

また、ドワーフスネークヘッドはスネークヘッドの最小種であり、小さな水槽でも飼育することができるため「スネークヘッドの入門種」としても知られています。

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レインボースネークヘッド

学名Channa bleheri
全長:20cm
参考価格:1000-3000円

レインボースネークヘッドは様々な地域に生息しており、原産地により体色や模様が大きく異なっています。レインボースネークヘッドは水質の悪化にも強く、大きな水槽が無くても飼育できることからアクアリウム初心者の方でも簡単に飼育することができます。

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ブルーレインボースネークヘッド

学名Channa andrao
全長:20cm
参考価格:1000-2000円

青黒い体色が特徴的なブルーレインボースネークヘッドとレインボースネークヘッドとの違いは体色だけであり飼育方法はレインボースネークヘッドと変わりません。

別名「ニューレインボースネークヘッド」ともいいます。

ブルームーンレインボースネークヘッド(チャンナ・プルクラ)

学名Channa pulchra
全長:25cm
参考価格:3000-5000円

ブルームーンレインボースネークヘッドは、シマシマ模様の胸ビレと体に入る斑点模様が特徴的です。別名「チャンナ・プルクラ」「ネーブルファントムスネークヘッド」「バーミーズファントムスネークヘッド」「プラクラスネークヘッド」ともいいます。

ブルームーンギャラクシースネークヘッド(チャンナ・パルダリス)

学名Channa pardalis
全長:30cm
参考価格:7000-12000円

宇宙のような色鮮やかで美しいブルームーンギャラクシースネークヘッドは、別名「チャンナ・パルダリス」という名前でも流通しています。

また、ブルームーンギャラクシースネークヘッドは他のスネークヘッドに比べると少し神経質な性格をしており飼育する環境によって体色が変化します。

現在日本では入荷数が少ないため値段は若干上昇気味です。

コウタイ

学名Channa asiatica
全長:30cm
参考価格:700-1500円

コウタイは主に台湾と中国南部に生息していますが日本にも極少数生息しています。

コウタイの体には白い斑点模様があり、この模様が星のように見えることから別名「七星魚」とも呼ばれています。

コウタイはヒーターがなくても飼育することができる数少ないスネークヘッドであり、屋内での飼育ならばヒーターを使用しなくても飼育することが可能です。

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スチュワートスネークヘッド

学名Channa stewartii
全長:30cm
参考価格:3000-6000円

スチュワードスネークヘッドは神経質な性格をしており、飼育環境に馴染むと色鮮やかで綺麗な青色を発色しますが、飼育している環境が適していないとストレスを感じて体の色が薄くなってしまうこともあります。

インディアン・スネークヘッド

学名Channa punctata
全長:30cm
参考価格:700-1500円

インディアンスネークヘッドの白い体色に黒い模様が入るタイプや黄色い体色に黒い模様が入るタイプ等個体により異なります。

元々スネークヘッドは縄張り意識が非常に強い品種ですが、インディアンスネークヘッドは特に縄張り意識が強い個体が多い傾向にあります。

アーモンドスネークヘッド

学名Channa Iucius
全長:40cm
参考価格:500-1000円

アーモンドスネークヘッドが幼魚の間は黒色縦帯模様が入りますが、成長し成魚になるにつれて消えていき成魚になると完全に焼失します。

アーモンドスネークヘッドは、狂暴な他種のスネークヘッドに比べると温和的な個体が多い傾向にあります。

バイオレットスネークヘッド

学名Channa barca
全長:50cm
参考価格:5000-12000円

バイオレットスネークヘッドは色鮮やかな青緑色・紫色・黄色が混ざったカラフルな体色が特徴的です。

バイオレットスネークヘッドは、他のスネークヘッドよりも神経質な性格をしているためアクアリウム初心者の方にはオススメできません。

また、最近日本では流通量が少なくなってきているため値段は上昇気味です。

フラワートーマン(オセレイトスネークヘッド)

学名Channa pleurophthalma
全長:50cm
参考価格:100-2000円

フラワートーマンはエメラルド色の体色に黒く丸い大きなスポット模様が特徴的です。フラワートーマンは他の種類のスネークヘッドと比べると遊泳性がとても高いです。

別名「オセレイトスネークヘッド」ともいいます。

タイワンドジョウ

学名Channa maculata
全長:60cm
参考価格:500-2000円

タイワンドジョウは日本にも生息しており、ヒーターを使わなくても飼育することが可能です。

タイワンドジョウは同じく日本に生息しているカムルチーと非常に似ており、区別がつかないように思えますが、背鰭軟条の数を見ることで見分けることができます。カムルチーは背鰭軟条が45-54本ありますがタイワンドジョウは40-44本しかありません。

ロイヤルトーマン

学名Channa marulioides
全長:80cm
参考価格:10000-30000円

ロイヤルトーマンの幼魚は黄色の体色をしていますが、成魚に成長するに連れて黄色い体色が黒色に黒ずんでいきます。ロイヤルトーマンは現産地によって体色や模様に個体差に大きな差があります。

別名「イエロートーマン」ともいいます。

マルリウススネークヘッド

学名Channa marulius
全長:90cm
参考価格:2000-7000円

「Channa marulius」の学名で登録されているスネークヘッドは3種類存在し、日本ではコブラ、マルリウス、イザベラの3タイプに分けられています。

カムルチー

学名Channa argus
全長:100cm
参考価格:500-1000円

カムルチーは日本にも生息しているスネークヘッドです。

カムルチーはヒーターが無くても飼育することができますが、同じく日本に生息するタイワンドジョウよりも更に大型に成長するため飼育にはさらに大きな水槽が必要です。

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プラチナスネークヘッド(白変種)

学名Channa argus
全長:100cm
参考価格:3000-8000円

プラチナスネークヘッドはカムルチーの白変種であり見た目以外はすべてカムルチーの通常種と変わりません。

白変種とは遺伝子的に色素を持たないアルビノ種とは違い色素は持っているため目が赤くならないことが特徴的です。

基本的に白変種は希少性が高いため通常より遥かに高い値段で販売されていますが、繁殖方法が確立されているプラチナスネークヘッドは比較的安価で購入することができます。

エンペラースネークヘッド

学名Channa diplogramma
全長:100cm
参考価格:5000-10000円

エンペラースネークヘッドの幼魚は赤色の体色ををしていますが、成魚に成長するにつれて次第に赤色が灰色、青色、黒色へと変化していきます。

エンペラースネークヘッドはレッドスネークヘッドの亜種にあたる種類であり、自然環境では100cm以上に成長しますが水槽内では60cm程度で止まる個体が多いです。

レッドスネークヘッド(ジャイアントスネークヘッド)

学名Channa micropeltes
全長:130cm
参考価格:500-5000円

レッドスネークヘッドはスネークヘッドの最大種であり最大で全長130cmに成長します。レッドスネークヘッドの幼魚は真っ赤な体色をしていますが成長するにつれて青黒く変化していきます。

レッドスネークヘッドの魅力である青みの強い体色は原産地によって大きく異なります。稚魚の間は原産地による差を感じられませんが、幼魚、成魚と成長すると確実に差が生まれます。

別名「ジャイアントスネークヘッド」ともいいます。

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スネークヘッドの飼い方

スネークヘッドの飼育に必要な飼育用品
  • 水槽
  • フィルター(濾過器)
  • ライト
  • ヒーター
  • カルキ抜き
  • 餌(エサ)

飼育に必要な水槽の大きさは?

スネークヘッドの飼育に必要な水槽の大きさは飼育するスネークヘッドの種類によって大きく異なりますので詳しくは以下を参考にしてください。

【種類別】スネークヘッドの飼育に必要な水槽サイズ
ドワーフスネークヘッド45cm規格水槽
レインボースネークヘッド
ブルームーンギャラクシースネークヘッド60cm規格水槽
コウタイ
スチュワードスネークヘッド
インディアンスネークヘッド
アーモンドスネークヘッド90cm規格水槽
バイオレットスネークヘッド
フラワートーマン120x60x60cm水槽
タイワンドジョウ
ロイヤルトーマン150x60x60cm水槽
マルリウススネークヘッド
カムルチー180x60x60cm水槽
プラチナスネークヘッド
エンペラースネークヘッド
レッドスネークヘッド180x90x60cm水槽

上記の水槽サイズはスネークヘッドの単独飼育に最低限必要な水槽サイズであり、複数飼育や混泳を考えている場合はひと回り以上大きな水槽が必要になります。

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フィルター(濾過器)は何を使う?

小型、中型スネークヘッドには上部式フィルター使用し、大型スネークヘッドには濾過能力の高い外部式フィルターまたはオーバーフロー式を使用しましょう。

また、小型のスネークヘッドであっても複数飼育や混泳を考えていたりする場合は上部式フィルターのみでは濾過不足になってしまうので、投げ込み式フィルターやスポンジフィルターなどのサブフィルターを追加したり濾過能力の高い外部式フィルターを使う必要があります。

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底砂を使ってもいい?

スネークヘッドは砂に潜る習性があるので底砂を使ってあげたくなる気持ちもわかりますが、120cm以上の水槽では底砂を入れてしまうと掃除がとても大変になってしまうので通常はベアタンク(底砂無し)で飼育するべきでしょう。

水槽のレイアウトに拘りたい方は底砂を使っても構いませんが底砂を使用する場合は、底砂の間にゴミが溜まらないように粒が小さい砂を薄く使用すると良いでしょう。

水草や流木は入れてもいい?

砂に植えるタイプの水草はスネークヘッドが砂に潜る際に水草を引き抜いてしまうことがありますので、植えなおす手間を考えなければ水草は入れても問題ありません。

流木はスネークヘッドのサイズが大きければ大きいほど危険性が上がります。

スネークヘッドはビックリした時や喧嘩をするときに物凄い速さとパワーで水槽内を動き回ります。その時に角がある流木が水槽内に入っていると衝突して怪我をしてしまうことに繋がりますので流木の使用はオススメできません。

特に大型種のスネークヘッドはパワーも凄まじいので流木だけに限らず注意が必要です。

水温・水質管理

スネークヘッドに適した水質
  • 水温 23-27℃
  • PH 6.0-7.0

水質はスネークヘッドに適した23-27℃、PH6.0-7.0を保ちましょう。

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餌(エサ)は何をあげる?

スネークヘッドは金魚やコオロギ、ミルワーム等何でも食べますが栄養バランスを考えると主食に人工飼料を与え、副食に生き餌を与えるのが理想です。

大好物である生き餌ばかりを与えていると人工飼料をエサと認識しなくなり食べなくなってしまう個体もいるので生き餌ばかり与えないようにしましょう。

スネークヘッドの稚魚を早く成長させたい場合は生き餌を多く与えても問題はありませんが稚魚の間に人工飼料に餌付けをしておいたほうが楽になりますのでそこは理解しておきましょう。

混泳はできる?

スネークヘッドは縄張り意識が強く非常に強いパワーを持っているので喧嘩が発生するとどちらか、もしくは両方が大きな傷を負ってしまうこともあるので単独飼育が基本です。

もし、混泳をさせる場合は必ず三匹以上で混泳させましょう。三匹以上で飼育すると縄張りを保てなくなり縄張り意識が薄れる傾向にあり、もしも喧嘩が発生した際には攻撃のターゲットがバラけるという利点が生まれます。

スネークヘッドの混泳にチャレンジする際は相性が悪かった時のために、隔離用の水槽やセパレーター(仕切り)を必ず用意しておきましょう。

【混泳魚】混泳難易度
アロワナ★★★
オスカー★★★
スネークヘッド★★★
ダトニオ★★★
淡水エイ★★★
プレコ★★
ポリプテルス★★

スネークヘッド水槽の立ち上げ方

1. 水槽・フィルター・ヒーターを設置する。

スネークヘッドの飼育に必要な飼育用品(水槽・フィルター・ヒーター)を設置しましょう。

レイアウト(底砂・水草・流木)がある場合はこのタイミングで導入してください。

2. 水槽にカルキを抜いた水を入れる。

水槽にカルキ抜きを使用した水を入れましょう。市販のバクテリア材を使用する場合はこのタイミングで使用してください。

3. 飼育水を循環させて水質を安定させる。

フィルターの電源を付け、生体を入れずに水を2-3日循環させましょう。既に生体を購入してしまっている場合は次のステップ(生体導入)へ進みましょう。

4. スネークヘッドを水槽へ導入する。

水質が安定したらスネークヘッドを水槽に導入しましょう。スネークヘッドを水槽へ導入する時は必ず水合わせを行うようにしてください。

5. 水質が安定するには約1ヵ月かかる。

生体を水槽に導入する前に数日水を循環させることによって水質が安定しますが、たった数日では水槽内に発生する有害物質を分解するバクテリアが繁殖していません。

水槽を立ち上げてからバクテリアが十分に繁殖するには約1ヵ月かかります。

バクテリアが繁殖し水質が安定するまでは水質が変化・悪化しやすくなっていますので、飼育する個体数を増やしすぎたりエサの食べ残しがでないように注意してください。

スネークヘッド飼育【まとめ】

全長20-130cm
寿命5-15年
水温/PH23-27℃/6.0-7.0
遊泳層底層-中層
飼育難易度★★★★★
繁殖難易度★★★★
混泳難易度★★★★★
推奨水槽サイズ45-180cm水槽

スネークヘッドは水槽から飛び出してしまったり空気呼吸ができずに窒息してしまったりする事故が起きやすいからしっかり対策して飼育する必要があるよ。

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