ベタの飼い方|値段・寿命・種類・混泳・飼育に必要な飼育用品は?

カラフルで美しいベタは毎年各地でベタのコンテストが開催され、初心者からマニアの方まで幅広い人気がある鑑賞に特化した熱帯魚です。

この記事では、ベタに関する情報をご紹介します。

ベタってどんな魚?

ベタの全長
5-7cm

ベタは別名「闘魚(トウギョ)」といい、ベタのオスは縄張り意識がとても強く、縄張りに入るベタや他種の魚に対して強く威嚇、攻撃する性質があります。

ベタが威嚇する際は、背ヒレや尾ビレ、エラを広げ、ブルブルと体を震えさせます。

この気性が荒い性質を利用して、原産地であるタイではベタ同士を戦わせる賭け事をすることもありますが、ベタは観賞魚としても非常に人気が高い魚です。

また、ベタは品種改良が盛んに行われており、闘魚としての強さを求め強さに拘った個体からカラフルで美しい個体まで多種多様です。

ベタを細分化すると「ベタ・スプレンデンス」など沢山の品種がいますが、品種を分けて販売されてることは少なく、日本での名称は「ベタ」で統一されています。

ベタの寿命は?

ベタの寿命
2-4年

ベタの寿命は約2-4年です。

ベタの寿命は個体差が大きく、キチンとした飼育環境で飼育しても1年半程で亡くなってしまう個体も存在しますが、寿命が長い個体は4-5年以上生きる場合も。

ベタは小さなコップ等の狭い環境でも飼育することが出来る魚ですが、このような飼育環境はベタにとっては優良な飼育環境ではないため、本来の寿命を全うすることができずに1年未満で亡くなってしまう場合もあります。

ベタの値段は?

ベタの値段
300-10000円

ベタの値段は購入するショップにもよりますが、約300-10000円で購入することができます。

ベタには「トラディショナル」「クラウンテール」「ハーフムーン」等、複数の種類とカラーが存在し、個体の美しさにより値段は変動します。

最もスタンダードな品種であるトラディショナルは約300-800円程と安価な値段で購入することができますが、「ショーベタ」等は約5000-10000円程で販売されています。

ショーベタとは、ベタのショー(コンテスト)に出品することが出来るレベルに美しいベタのことをいい、個体によっては20000円以上で販売されることも珍しくありません。

ベタの種類は?

ベタの種類を大きく分けると自然で採取された「ワイルドベタ」と観賞用に品種改良が繰り返された「改良ベタ」の二種類に分けることができます。

最も一般的に認知されているベタは改良ベタであり、ワイルドベタに比べるととても人気があります。以下では改良ベタの種類をいくつかご紹介します。

トラディショナル(ベールテール)

トラディショナルは、ベタの中で最も認知されている品種であり、カラーも豊富で流通量も多く値段も安いため、ベタの入門種としても人気があります。

また、別名「ベールテール」ともいいます。

ダブルテール

ダブルテールは、尾ビレが上下に割れて(分かれて)おり、他の品種のベタと比べて背ビレが大きい傾向にあります。

クラウンテール

クラウンテールは、各ヒレがギザギザ(軟条、レイ)に尖っており、他の品種のベタとは違った美しさを持っています。

キングテール

キングテールは、クラウンテールの発展系であり、各ヒレのギザギザ(軟条、レイ)が交差、分岐している希少性の高い品種です。

ハーフムーン

ハーフムーンは、まるで半月のように180度に展開する大きな尾ビレが特徴的です。

フルムーン

フルムーンは、ハーフムーンとダブルテールと掛け合わせて作られた品種であり、ダブルテール譲りの分かれた尾ビレと満月のような大きな各ヒレが特徴的です。

プラカット

プラカットは、現地語で「魚、噛む」という意味を持っています。

闘魚に用いるために品種改良されてきたプラカットは闘争心が非常に高く、最も闘魚として適しているベタです。

ジャイアント

ジャイアントは名前の通りとても大型に成長する品種であり、通常種のベタは5-7cm程の大きさで成長が止まってしまいますが、ジャイアントは最大10cm以上に成長します。

etc.

ベタは品種改良が盛んに行われており、ヒレが透明なクリア系や錦鯉のような模様の錦ベタなど、沢山の種類とカラーが存在しますので、気になる方は是非チェックしてみてください。

ベタの飼い方


ベタの飼育に必要な道具(飼育用品)

  • 水槽
  • フィルター(濾過器)
  • ライト
  • ヒーター
  • カルキ抜き
  • 餌(エサ)

飼育に必要な水槽の大きさ

ベタは小さなコップやビン等の小さな容器でも飼育することができますが、前提としてそれはお店で管理されているベタは熱帯魚飼育のプロが管理しているということです。

水量が少なくなるほど水温や水質の変化が激しく管理が難しくなりますので、基本的に小さな容器での飼育はオススメできません。

ベタの飼育には値段が安く、水量がある程度確保され観賞にも優れている30cm水槽や45cm水槽等がオススメです。

フィルター(濾過器)

ベタはフィルター(濾過器)やエアレーション無しでも飼育することができますが、水質の悪化を防ぐためにフィルターの使用をオススメします。

ただし、ベタは水流が苦手な魚であり水流が強く発生するフィルターの使用は避け、スポンジフィルターなどの水流が発生しずらいフィルターを使用するといいでしょう。

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水温・水質管理

ベタに適した水質

  • 水温 25-28℃
  • PH 6.0-7.0

水温はベタに適した25-28℃、PHは弱酸性-中性を保ちましょう。

ベタは水温が20℃を下回ると活性が一気に落ちて弱り始め、さらに水温が下がるとベタの生死に関わってきますので必ずヒーターは使用しましょう。

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餌(エサ)は何をあげる?

ベタは雑食性であり金魚のエサやメダカのエサ等何でも食べますが、ベタに最適な栄養バランスを考えて作られたベタ専用のエサがオススメです。

冷凍アカムシはベタの大好物ですが、冷凍アカムシだけでは栄養バランスが偏ってしまうので、あくまでも副食として与えると良いでしょう。

混泳はできる?

ベタは基本的に混泳させずに単独での飼育がオススメです。

ベタはメスよりもオスの方が気性が荒く攻撃的であり、オス同士の混泳は100%失敗すると言っても過言ではありません。

ベタをペアで飼育する場合も例外では無く、オスがメスをボロボロにしてしまうこともありますので、ペアリングをする時以外はセパレーターを使うか別々の水槽で飼育するようにしましょう。

また、メスの中にもオスを追っかけまわすような攻撃的な個体がいますので、メス同士の混泳も基本的には避けた方が良いですが、メス同士の混泳は比較的成功しやすいです。

ベタ飼育【まとめ】

全長5-7cm
寿命2-4年
水温/PH25-28℃/6.0-7.0
遊泳層中層-上層
飼育難易度★★★★
繁殖難易度★★★★★
混泳難易度★★★★★
推奨水槽サイズ60cmワイド水槽

ベタは小さな容器で飼育することできる熱帯魚ですが「ただ生きている」だけではベタの観賞魚としての魅力がゼロに等しいといえます。

ベタの魅力である美しく優雅に泳ぐ姿を最大限発揮させるには、ある程度の大きさの水槽が必要不可欠ですのでベタを飼育する際はより良い環境を用意してあげてくださいね。

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