恐竜のような見た目のポリプテルスは、ペットショップで比較的安価で販売されており、古代魚の入門種としてアクアリウム初心者の方から熟練者の方まで幅広い層に人気があります。
ポリプテルスは恐竜が生きていた時代から現代まで絶滅することなく生き残ってきただけあり、幅広い水質の変化に順応することができるため、初めて熱帯魚を飼育する方でも簡単に飼育できます。
この記事では、ポリプテルスの寿命や種類等、ポリプテルスに関する情報をご紹介します。
ポリプテルスってどんな魚?
ポリプテルスの大きさ |
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20-100cm |
特徴
ポリプテルスはウナギのように細長い体と沢山の小離鰭(背ビレ)が特徴的です。
ポリプテルスは魚本来の呼吸方法であるエラ呼吸に加え、人間と同じ空気呼吸をすることができるため、体が完全に干乾びてしまうまでは陸地でも生き続けることができます。
外鰓
ポリプテルスの幼魚には、外鰓(ウーパールーパーのような)と呼ばれるエラがついてますが、成長するにつれて徐々に小さくなって確認できなくなります。
古代魚
ポリプテルスは「シーラカンス」や「チョウザメ」等と同じ古代魚の一種です。
ポリプテルスには多鰭魚(たきぎょ)という古称があり、シーラカンスやハイギョなどの血縁種とされており、ポリプテルスは古代魚の代表種といっても過言ではありません。
分類(タイプ)
ポリプテルスは、下顎が突出している「ビッチャータイプ(下顎系)」と上顎が突出している「パルマスタイプ(上顎系)」に分類することができます。
パルマスタイプは遊泳性が高く活発に活動する傾向にありますが、ビッチャータイプは水槽の底でジッと動かずに固まっている個体が多くなる傾向にあります。
ポリプテルスの寿命
ポリプテルスの寿命 |
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10-20年 |
ポリプテルスは全長が小さな種類ほど寿命が短く、全長が大きい種類ほど寿命が長くなる傾向にありますが、ポリプテルスは古代から現代まで生き残ってきただけあって全体的に寿命が長いです。
- 小型種(ポリプテルス・セネガルス等)寿命の約10年
- 中型種(ポリプテルス・ウィークシー等)寿命の約10-15年
- 大型種(ポリプテルス・ビキール・ビキール等)寿命の約10-20年
ポリプテルスの寿命は飼育環境によって大きく変化します。大型種のポリプテルスの中には、最大で20年以上生きた長寿命な個体も確認されています。
ポリプテルスの値段
ポリプテルスの値段 |
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500-100,000円 |
ポリプテルスの値段は、ワイルド個体(自然採取)かブリード個体(人工繁殖)によって変わります。
ワイルド(自然採取)個体はブリード(人工繁殖)個体よりも体が大きく成長しやすい傾向にあり、非常に人気がありますが、流通量が少ないためブリード個体よりも値段が高くなる傾向にあります。
背ビレの数
ポリプテルスは種類によって背ビレの本数が決まっていますが、中には通常の個体よりも背ビレの本数が多い個体が存在します。
ポリプテルスは背ビレの数が多い個体ほど大きなサイズに成長し、背ビレの数が少ない個体は早い段階で成長が止まる傾向にあるため、通常よりも背ビレの本数が多い個体は特に人気があります。
外鰓
外鰓は成長すると小さくなっていくことから、体が大きいにも関わらず外鰓が確認できる場合は、その個体は更に成長して体が大きくなる可能性が高いことを示しています。
そのため、ポリプテルスを大きく育てたい場合は外鰓が残っている個体を選ぶといいでしょう。
購入する際の注意点
ポリプテルスのブリード(人工繁殖)個体を購入する場合は特に注意することはありませんが、ワイルド(自然採取)個体を購入する場合は注意が必要です。
自然で採取されたポリプテルスには、ポリプテルスとアミメウナギのみに寄生するとされる寄生虫「マクロギロダクティルス・ポリプティ」が99%の確率でポリプテルスに付着しています。
そのため、必ずポリプテルスをトリートメント(寄生虫除去)をする必要があります。
殆どのペットショップでは、トリートメントが済んでいる個体を販売していますが、販売場所によってはトリートメントを行っていない場合があるため、事前に確認しておきましょう。
ポリプテルスの種類
ポリプテルス・レトロピンニス
学名 | Polypterus retropinnis |
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全長: | 約30cm |
値段: | 10,000-20,000円 |
ポリプテルス・レトロピンニスの特徴
- ポリプテルスの最小種
ポリプテルス・レトロピンニスはポリプテルスの中で最もサイズが小さい最小種です。
ポリプテルス・レトロピンニスは「ザイールグリーン」や「モケーレムベンベ」という名称で流通している時期がありましたが、これらとは別種であると再確認されて名前が変更されました。
ポリプテルス・レトロピンニスは、流通量が少なく希少性が高いため値段が高い傾向にあります。
ポリプテルス・セネガルス
学名 | Polypterus senegalus |
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全長: | 約40cm |
値段: | 500-2,000円 |
ポリプテルス・セネガルスの特徴
- 灰色の体色
- 黒色の斑模様
ポリプテルスセネガルスは流通量が多く安価なため、ポリプテルスの入門種として有名です。
ポリプテルス・セネガルスは自然下では最大全長50cmを超える個体が確認されましたが、ここまで大型化する個体は稀であり、飼育下では全長が30cm程で成長が止まる個体が殆どです。
ポリプテルス・セネガルス・アルビノ
学名 | Polypterus senegalus var |
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全長: | 約40cm |
値段: | 500-2,000円 |
ポリプテルス・セネガルス・アルビノの特徴
- 白い体色に赤い眼球
ポリプテルス・セネガルス・アルビノは色素が無い遺伝子をもった突然変異個体を固定化した品種であり、体色以外はポリプテルス・セネガルスの通常個体と全く同じです。
通常アルビノ個体は希少性が高いため、値段も高くになる傾向にありますが、ポリプテルス・セネガルスの場合は繁殖方法が確立されており流通量が多いことから安価で購入できます。
ポリプテルス・セネガルス(白変種)
学名 | Polypterus senegalus var |
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全長: | 約40cm |
値段: | 50,000-150,000円 |
ポリプテルス・セネガルス(白変種)の特徴
- 白い体色に黒い眼球
ポリプテルス・セネガルスの白変種は色素が無いアルビノ種とは全くの別種です。
ポリプテルス・セネガルスの白変種はアルビノ個体と見分けが付かないように見えますが、白変個体はアルビノ個体と違って色素を持っているため眼球が黒くなっています。
また、ポリプテルス・セネガルスの白変種は希少性が非常に高いため通常個体やアルビノ個体と比較と値段が桁外れに高くなる傾向にあります。別名「プラチナセネガルス」ともいいます。
ポリプテルス・パルマス・ポーリー
学名 | Polypterus palmas polli |
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全長: | 約40cm |
値段: | 2,000-5,000円 |
ポリプテルス・パルマス・ポーリーの特徴
- 体に入る網目状の模様
ポリプテルス・パルマス・ポーリーは体に入った網目状の模様が特徴的ですが、極稀に体にバンドのような模様が入る個体も存在します。
ポリプテルス・パルマス・ポーリーは遊泳性が高く、底でジッとしている時間よりも水槽内を活発に泳ぎ回る姿を見かける機会の方が多いので、観賞魚として人気が高いです。
また、ポリプテルス・パルマス・ポーリーは人に懐きやすい個体が多い傾向にあり、他のパルマスタイプのポリプテルスよりも顔の丸みが強く可愛らしい顔つきをしています。
ポリプテルス・デルヘッジ(デルヘッツィ)
学名 | Polypterus delhezi |
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全長: | 約40cm |
値段: | 1000-20000円 |
ポリプテルス・デルヘッジ(デルヘッツィ)の特徴
- バリエーション豊富な模様
ポリプテルス・デルヘッジは小型のポリプテルスの中で最も背ビレの数が多く、体に入るバンド模様が美しいことから愛好家やマニアの方を中心に人気が高いです。
ポリプテルス・デルヘッジの体に入ったバンド模様の美しさは主観によって変化しますが「ロイヤルバンド」や「タイガーバンド」と呼ばれる模様は特に人気があります。
ポリプテルス・デルヘッジはポリプテルスの中でも個体による値段の変動が激しい種類であり、バンド模様や背ビレの数などを考慮して値段が決定されます。
ポリプテルス・モケーレムベンベ
学名 | Polypterus mokelembembe |
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全長: | 約30cm |
値段: | 3,000-6,000円 |
ポリプテルス・モケーレムベンベの特徴
- 背ビレの本数が少ない
- 太いバンド模様
ポリプテルス・モケーレムベムベの幼魚は、黄土色の明るい体色をした個体が多い傾向にありますが、成長し成魚に近づくにつれて徐々に茶褐色へと変化していきます。
ポリプテルス・ウィークシー
学名 | Polypterus weeksii |
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全長: | 約50cm |
値段: | 2,500-15,000円 |
ポリプテルス・ウィークシーの特徴
- 茶褐色の体色
- 薄いバンド模様
ポリプテルス・ウィークシーはパルマスタイプのポリプテルスの中で最も大型に成長します。
ポリプテルス・ウィークシーは個体によって体色や模様にバリエーションがあり、ポリプテルスが日本に浸透するまでは「幻のポリプテルス」として雑誌に特集されたりと非常に人気がありましたが、現在日本では流通量が少なくショップで見かける機会は殆どありません。
ポリプテルス・ビキール・ラブラティ
学名 | Polypterus bichir lapradei |
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全長: | 約50cm |
値段: | 2,000-8,000円 |
ポリプテルス・ビキール・ラブラティの特徴
- 緑色を帯びた体色
ポリプテルス・ビキール・ラブラティは、ポリプテルスの最大種であるポリプテルス・ビキール・ビキールの亜種であり、背ビレの本数は13-17本とポリプテルスの中で二番目に多い数です。
ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリー
学名 | Polypterus endlicheri endlicheri |
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全長: | 約60cm |
値段: | 1,000-10,000円 |
ポリプテルス・エンドリーケリー・エンドリーケリーの特徴
- 茶色い体色
- バリエーション豊富な模様
ポリプテルス・エンドリーケリー・エンドリーケリーは、体に入るバリエーション豊富な模様が特徴的であり、大型に成長するビッチャータイプのポリプテルスの中で最も人気があります。
ポリプテルス・エンドリーケリー・エンドリーケリーは、ブリード個体が非常に多く流通しているため、大型ポリプテルスの中で最も安価で購入できるポリプテルスです。
ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリー(白変種)
学名 | Polypterus endlicheri endlicheri var |
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全長: | 約60cm |
値段: | 100,000-300,000円 |
ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリー(白変種)の特徴
- 白色の体色
ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリーの白変種は、流通量が少なく希少性が非常に高いため、通常のエンドリーケリーと比べると値段には100倍以上の差があります。
別名「プラチナエンドリーケリー」ともいいます。
ポリプテルス・エンドリケリー・コンギクス
学名 | Polypterus endlicheri congicus |
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全長: | 約70cm |
値段: | 3,000-20,000円 |
ポリプテルス・エンドリケリー・コンギクスの特徴
- 茶色の体色
- 薄いバンド模様
ポリプテルス・エンドリケリー・コンギクスは、ポリプテルス・エンドリーケリー・エンドリーケリーの亜種とされていましたが、最近になって独立種ということが判明したポリプテルスです。
ポリプテルス・オルナティピンニス
学名 | Polypterus ornatipinnis |
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全長: | 約60cm |
値段: | 3,000-20,000円 |
ポリプテルス・オルナティピンニスの特徴
- 黒色と黄色のコントラスト模様
ポリプテルス・オルナティピンニスの幼魚は、鮮やかな黄色の体色をした個体が多い傾向にありますが、成長するにつれて徐々にくすんだ体色に変化することがあります。
ポリプテルス・オルナティピンニスは幼魚期に模様がハッキリと発色している個体ほど成魚になった時に綺麗に発色する個体が多い傾向にあるようです。
別名「ファンシーポリプ」ともいいます。
ポリプテルス・トゥジェルシー
学名 | Polypterus teugelsi |
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全長: | 約60cm |
値段: | 3,000-20,000円 |
ポリプテルス・トゥジェルシーの特徴
- 細長い体
- モザイク状の模様
ポリプテルス・トゥジェルシーの幼魚は、黄土色のような明るい体色をしている個体が多い傾向にありますが、成長するにつれて徐々に体色が濃くなり重量感が出るようになります。
また、ポリプテルス・トゥジェルシーはウナギのような体が細長い形状をしているため、他種の大型肉食魚と混泳させる際には捕食の対象とならないように注意が必要です。
ポリプテルス・アンソルギー
学名 | Polypterus ansorgei |
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全長: | 約70cm |
値段: | 2,000-50,000円 |
ポリプテルス・アンソルギーの特徴
- 規則的に途切れるような模様
ポリプテルス・アンソルギーは、他の種類のポリプテルスに比べるとテリトリー(縄張り)意識が強い個体が多い傾向にあるため、混泳の際には少し注意が必要になります。
ポリプテルス・ビキール・ビキール
学名 | Polypterus bichir bichir |
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全長: | 約100cm |
値段: | 5,000-50,000円 |
ポリプテルス・ビキール・ビキールの特徴
- 背ビレの本数が最多
ポリプテルス・ビキール・ビキールの背ビレの本数は14-19本とポリプテルスの中で最多であり、自然下では全長100cm以上の個体も確認されている最も大型に成長するポリプテルスです。
ポリプテルスの殆どは120cm以下の水槽で飼育することが可能ですが、大きな体を持ったポリプテルス・ビキール・ビキールの飼育には最低でも150cm以上の水槽が必要になります。
ポリプテルスの飼い方と注意点
- 水槽
- フィルター(濾過器)
- ライト
- ヒーター
- カルキ抜き
飼育に必要な水槽の大きさ
【種類別】ポリプテルスの飼育に必要な水槽サイズ | |
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ポリプテルス・レトロピンニス | 60cm規格水槽 |
ポリプテルス・セネガルス | |
ポリプテルス・パルマス・ポーリー | 60cmワイド水槽 |
ポリプテルス・デルヘッジ | |
ポリプテルス・モケーレムベンベ | |
ポリプテルス・ウィークシー | 90cm規格水槽 |
ポリプテルス・ビキール・ラプラティ | |
ポリプテルス・エンドリーケリー・エンドリーケリー | 120x60x45cm水槽 |
ポリプテルス・エンドリーケリー・コンギクス | |
ポリプテルス・オルナティピンニス | |
ポリプテルス・トゥジェルシー | |
ポリプテルス・アンソルギー | |
ポリプテルス・ビキール・ビキール | 150x60x45cm水槽 |
上記の水槽サイズは、ポリプテルスを単独飼育するために必要最低限の水槽サイズであり、複数飼育や混泳を考えている場合は、ひと回り以上大きな水槽を用意するようにしてください。
ポリプテルスは他の熱帯魚と違い体高が低いため、水槽に高さを必要としません。ポリプテルス・ビキール・ビキールを除く、全てのポリプテルスが120cm以下の水槽で飼育することができます。
フィルター(濾過器)
ポリプテルスを単独飼育する場合は「上部式フィルター」のみで問題ありませんが、混泳を考えている場合は、濾過不足対策として「外部式フィルター」や「オーバーフロー式」がオススメです。
複数飼育や混泳を考えている場合でも与えるエサの量を管理することができ、飼育するポリプテルスの数とフィルターの濾過能力相応ならば、上部式フィルターのみでも飼育することは可能です。
水温・水質管理
- 水温 26-28℃
- PH 6.5-7.5
水質はポリプテルスに適した水温26-28℃、PH6.5-7.5(弱酸性-中性)を保ちましょう。
ポリプテルスは新鮮なアルカリ性の水よりも古くなった弱酸性の水を好みますが、ポリプテルスは幅広い水質に順応することができるため、弱アルカリ性の水でも飼育することができます。
底砂と水草
ポリプテルスを飼育する際に底砂や水草を使用しても問題はありませんが、90cm以上の水槽では底砂や水草を使用しない「ベアタンク」での飼育が一般的です。
水槽が大きければ大きいほど必要な底砂は増えますし、水槽を掃除する時には汚れが溜まった砂も一緒に掃除しなくてはならないため、大型水槽で底砂を使用すると掃除が物凄く大変です。
底砂を使用する場合
ポリプテルスは殆どの時間を水槽の底で過ごすため、底砂はポリプテルスの体を傷つけないような角の無い細かい砂を使用しましょう。
底砂を使用する際のポイントは、底砂は厚く敷かずに薄く(0.1-0.3㎜)敷くことです。細かい砂は通水性が悪いため、底砂を厚く敷いてしまうと砂の中に有害物質が溜まりやすくなってしまいます。
水草は産卵に必要
ポリプテルスを繁殖させる目的で飼育していない場合は、水槽内に水草を設置する必要はありませんが、どうしても拘りがあるという場合は水草を設置しても特に問題はありません。
エサは何をあげる?
ポリプテルスの主食は人工飼料、副食には生き餌を与えましょう。
肉食魚であるポリプテルスは生き餌が大好物ですが、生き餌ばかりを与え続けていると人工飼料を食べなくなってしまうことがありますので、人工飼料を与えたい場合は注意しましょう。
また、人工飼料のみでポリプテルスを飼育することは可能ですが、生き餌を与えていないと自然に生息しているような大きく立派な体系にはなりません。
混泳はできる?
ポリプテルスは温厚な性格をした個体が多いため、混泳は容易に行えますが、遊泳層が被ってしまう他種の魚(淡水エイ等)とは非常に相性が悪いので混泳は避けるようにしましょう。
混泳魚の体が極端に小さい場合は、捕食されてしまうため混泳させることはできませんが、体高が高ければポリプテルスが口に入れることができないので混泳させることができます。
オススメの混泳魚
ポリプテルスに混泳させるオススメの肉食魚は「アロワナ」と「ダトニオ」です。
アロワナとダトニオは遊泳層が異なっているため、ポリプテルスと非常に相性が良い魚です。
混泳させていいか迷うサイズはやめましょう
混泳をさせても大丈夫か迷うサイズの魚は絶対に混泳させないでください。
ギリギリのサイズの魚を混泳させてしまうと混泳魚が万が一捕食されてしまった場合、ポリプテルスが飲み込むことができずに喉に詰まらせて窒息してしまい共倒れになる可能性が高いです。
混泳が失敗した時のために
肉食魚の混泳に100%成功はありません。温厚で攻撃性の無い肉食魚同士を混泳させた場合でも、その中で強弱が生まれてしまい、喧嘩やいじめが発生してしまう可能性があります。
そのため、混泳が上手くいかなかった時に隔離用の水槽やセパレートを用意しておきましょう。
ポリプテルス飼育【まとめ】
全長 | 20-100cm |
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寿命 | 10-15年/最長20年 |
水温/PH | 26-28℃/6.5-7.5 |
遊泳層 | 底層 |
飼育難易度 | ★★★★★ |
繁殖難易度 | ★★★★★ |
混泳難易度 | ★★★★★ |
ポリプテルスは丈夫で幅広い水質に順応することができるため、初めて肉食熱帯魚を飼育するアクアリウム初心者の方にオススメな品種です。
ポリプテルスは肉食魚の中でもかなり大人しい部類に入り、混泳魚に対して攻撃を仕掛けることは殆どありませんが、無理な混泳はポリプテルスにストレスを与えてしまうので注意してくださいね。