ウサギの飼い方|値段・種類・寿命・飼育に必要な飼育用品は?

哺乳類

小さな体と大きな耳が可愛く、女性を中心に絶大な人気を誇っているウサギは品種改良が盛んに行われており、普通のウサギとは一味違うような種類も沢山存在します。

この記事では、ウサギの飼い方|値段・種類・寿命・飼育に必要な飼育用品から飼育する際の注意点まで、ウサギに関する情報をご紹介します。

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ウサギってどんな動物?

ウサギの全長
20-130cm

特徴

ウサギは野生では捕食される立場の動物であるため、捕食者からすばやく逃げるために発達した大きな耳と後ろ足が特徴的です。

大きな耳はより遠くの音を正確に聞き分け、発達した後ろ足を使い素早い移動を繰り返します。ウサギは優れた運動神経を持っており、反射神経、ダッシュ能力、ジャンプ能力、すべての運動を得意としています。

性格

ウサギの性格
  • 臆病
  • 神経質

ウサギは臆病で神経質な性格をしている個体が多く、大きな物音には過敏に反応してしまいます。ウサギは驚いたり嫌なことがあるとストレスを強く感じてしまうことから「ウサギは寂しい(ストレス)と死んでしまう」という言葉も生まれました。

ウサギの寿命は?

ウサギの寿命
5-10年

ウサギの寿命は約5-10年です。

ウサギの寿命はストレスや飼育環境で大きく変わります。厳しい環境に住んでいる野生のウサギは約1-2年の寿命しかありませんが、安全が保障されている環境で飼育されているウサギは何倍、何十倍と寿命が長くなります(中には15年以上生きる場合も)。

また、「ウサギは寂しいと死んでしまう」という言葉があります。寂しいというストレスを与えることですぐ死んでしまうということはありませんが、持続的にストレスを与え続けていると間違いなくウサギの寿命は短くなってしまいます。

ウサギの値段は?

ウサギの値段
5,000-80,000円

ウサギの値段は約5,000-80,000円で購入することができます。

ウサギの値段は購入するショップによって大きな違いがあります。一般的なペットショップでは約5,000-40,000円で購入することができますが、ウサギの専門店では約30,000-80,000円と倍以上の値段の差があります。

ウサギ専門店のウサギは値段が高い傾向にありますが、専門店はその道のプロなのでそれだけ血統や健康状態が良い個体を販売しています。

ペットショップの質が悪いというわけではありませんがやはり専門店には劣ります。

購入するときにチェックすること

ウサギを販売しているショップの中には劣悪な環境で飼育されている場合があり、そういった環境で育ったウサギはストレスを抱えており、病気や疾患を患っている可能性が非常に高いです。

そのため、ウサギを購入する際は以下の項目をチェックしましょう。

  • ケージ内が衛生的か?
  • 体調を崩していないか?

ケージ内が衛生的か?

ケージ内に排泄物が溜まっていたり掃除が行き届いていないような不衛生な環境はでの飼育はウサギに悪影響を及ぼします。

ウサギはストレスを感じることで免疫力が落ち病気にかかりやすくなり、寿命に大きな影響を与えるのでキチンと確認しましょう。

体調を崩していないか?

体調を崩しているウサギを販売しているショップは殆どありませんが、確実にそういうショップが存在しないとは言い切れません。

そのため、以下の項目をチェックしてウサギの健康状態を確認しましょう。

目ヤニ

ウサギに目ヤニ付着している場合は注意が必要です。

極少量の目ヤニである場合は特に健康状態に問題はありませんが、あまりにも付着している目ヤニの量が多い場合は眼球に大きな傷がついてしまっていたり「結膜炎」などの目の病気を患っている可能性があります。

鼻水

健康的なウサギの鼻は程よく湿っていますが、ウサギが体調を大きく崩していると鼻水が付着している場合があります。

鼻水が出ているウサギは細菌感染による「副鼻腔炎」を患っている可能性が高いです。

毛並み

毛並みはウサギの健康状態を正確に反映します。

艶があり整った毛並みをしているウサギは健康的な証拠ですが、毛がパサパサに乾燥していたり乱れた毛並みをしているウサギは体調を崩しています。

毛並みの崩す主な原因としては「ストレス」や「皮膚病」が代表的です。

ウサギの種類は?

ウサギは数いるペットの中でも一二を争うほどの絶大な人気を誇っているため、品種改良が盛んに行われており沢山の種類が存在し、種類によって見た目が大きな違いがあります。

ウサギの種類は計150品種以上存在しますが、ここですべてを紹介することは出来ませんので、数いるウサギの中でも特に知名度の高いウサギをいくつかご紹介します。

ミニウサギ(雑種)

ミニウサギの値段ミニウサギの全長
2,000円~20-40cm
ミニウサギの特徴
  • 個性豊か
  • カラーバリエーションが豊富

ミニウサギは主に雑種のウサギのことをいいます。ミニウサギは最も一般的に飼育されているウサギであり「POP」という名前で販売されていることもあります。

ミニうさぎには様々な種類のウサギの血が入り混じっており、個体によって見た目や性格が大きく異なる個性豊かなウサギの種類です。

ロップイヤー(ミニロップ)

ロップイヤーの値段ロップイヤーの全長
10,000円~30-50cm
ロップイヤーの特徴
  • 小さく丸い体
  • 垂れた耳

ロップイヤーはボールのような丸い体と垂れさがった大きな耳が特徴的です。

ロップイヤーは好奇心旺盛で人に懐きやすい個体が多く、人間や動物と一緒に遊ぶことが大好きなので沢山ウサギと触れ合い遊びたいという人にオススメな種類です。

また、別名「ミニロップ」とも呼ばれています。

イングリッシュロップイヤー

イングリッシュロップイヤーの値段イングリッシュロップイヤーの全長
100,000円~40-70cm
イングリッシュロップイヤーの特徴
  • 大きな体
  • 垂れた大きな長い耳

イングリッシュロップは大きな体と大きく長い垂れた耳が特徴的です。

ロップイヤーの原種であるイングリッシュロップイヤーは、ロップイヤーの中でも特に大型な部類に入ります。他の種類のウサギと比べて体や耳が大きいので汚れが溜まりやすくなっており、入念に体や耳の掃除をしてあげる必要があります。

また、イングリッシュロップイヤーは体温調節が苦手であり、暑さや寒さに耐性がありませんのでウサギの飼育に慣れていない方にはオススメできません。

フレンチロップイヤー

フレンチロップイヤーの値段フレンチロップイヤーの全長
30,000円~40-70cm
フレンチロップイヤーの特徴
  • 大きな体
  • 垂れた耳

フレンチロップイヤーは大きな体と大きな耳が特徴的です。

フレンチロップイヤーは垂れ耳のウサギの中で最も大きな世界最大の垂れ耳のウサギです。

フレンチロップイヤーはイングリッシュロップとイヤーと同様に暑さや寒さに耐性がなく、飼育難易度は高いため初心者の方にはオススメできません。

ホーランドロップイヤー

ホーランドロップイヤーの値段ホーランドロップイヤーの全長
30,000円~30-45cm
ホーランドロップイヤーの特徴
  • 小さく丸い体
  • カラーバリエーションが豊富

ホーランドロップイヤーはロップイヤーの中で最も小さい世界最小のロップイヤーであり、温厚な性格をした個体が多く、人に懐きやすく抱っこを嫌がる子が少ない傾向にあります。

ホーランドロップイヤーは丸い小さな体とカラーバリエーションが豊富なことから人気がとても高く、カラーは確認されているだけでも30種類以上あります。

ライオンロップイヤー

ライオンロップイヤーの値段ライオンロップイヤーの全長
30,000円~20-35cm
ライオンロップイヤーの特徴
  • ライオンのような鬣
  • 知能が高い

ライオンロップイヤーは頭に生えたライオンの鬣のような被毛が特徴的です。

ライオンロップイヤは大人しくクールな性格をした個体が多く、他の種類のウサギよりも数段知能が高いとされており、頭が良い故に人間が飼育に手を抜いたり良い事をしたのにご褒美をくれなかったりするとストレスを感じてしまうこともあり神経質です。

ネバーランドドワーフ

ネバーランドドワーフの値段ネバーランドドワーフの全長
20,000円~20-30cm
ネバーランドドワーフの特徴
  • 小さな体
  • カラーバリエーションが豊富

ネバーランドドワーフは好奇心が強く活発に活動し、人間にとても懐きやすいことから非常に人気があります。ネバーランドドワーフはポーランドロップイヤー同様にカラーバリエーションが豊富であり、カラーは確認されているだけでも30種類以上存在します。

ダッチ

ダッチの値段ダッチの全長
20000円~20-30cm
ダッチの特徴
  • 白と黒のツートンカラー

ダッチはパンダやシマウマような黒と白のツートンカラーが特徴的です。

ダッチは古くから日本で飼育されてきたウサギであり現在でも高い人気を誇ります。

スタンダードチンチラ

スタンダードチンチラの値段スタンダードチンチラの全長
20,000円~30-40cm
スタンダードチンチラの特徴
  • 青みのあるグレーの体色

スタンダードチンチラは青みがかったグレーの毛並みが特徴的です。

スタンダードチンチラはチンチラの中で最も小さな世界最小種のチンチラですが、小さいといってもチンチラの中での話であり、ウサギ全体でみたら中型のサイズになります。

スタンダードチンチラは他の種類のウサギと比べて頭が良くお利口な個体が多く、トイレなどの躾けを覚えてくれやすい傾向にあります。

フレミッシュジャイアント

フレミッシュジャイアントの値段フレミッシュジャイアントの全長
80,000円~80-130cm
フレミッシュジャイアントの特徴
  • 巨大な体

フレミッシュジャイアントは世界最大のウサギであり、最大全長は約130cm,体重は20kg以上に成長します。この大きさはギネス記録に認定されています。

フレミッシュジャイアントは体がとても大きいですが、大人しく温厚な性格をした個体が多ため飼育することができる環境さえ用意できれば比較的簡単に飼育することができます。

ウサギの飼育に必要な飼育用品は?

ウサギの飼育に必要な飼育用品
  • ケージ
  • 床材
  • トイレ
  • エサ入れ
  • 給水ボトル

ケージ

ケージは様々な物がありますがウサギ専用の製品が販売されている物がオススメです。

狭すぎるケージはウサギがストレスを感じる原因になりますので、出来る限り大きなケージを用意してあげましょう。ウサギ専用のケージはウサギに必要な最低限のスペースが確保されていますので、特に理由のない限りはウサギ専用のケージを購入しましょう。

床材

床材は排泄物の処理のためにケージ内の床に敷き詰めて使用します。

床材には「金網」「スノコ」「牧草」「ウッドチップ」「プラスチック」など複数の種類がありますので飼育者の好みに応じて選択するといいでしょう。

金網

金網は最も排泄物の処理に優れており掃除も楽になりますが、他の床材とは違い網と網の間にウサギの足が引っ掛かって転倒してしまう原因になります。

転倒の仕方によってはウサギの骨にヒビが入ったり骨折してしまう場合がありますので、ウサギの安全性に気を使うならば金網はオススメできません。

スノコ

スノコの原材料は木材であり木材はウサギの排泄物が染み込んでしまいやすいので、スノコを床材として使用する場合は定期的に天日干しが必要になりお手入れが少し大変です。

牧草

牧草はウサギのエサとしても床材としても使用することができます。

ウサギがトイレの場所をを覚えている場合は牧草を床材として優秀ですが、ウサギがトイレ覚えていない場合は排泄物が牧草に付着し、それを食べてしまったりと不衛生な環境になってしまうので注意が必要です。

トイレ

ウサギは犬や猫のようにトイレを躾けることが可能です。

トイレが無いとトイレの場所以外で排泄をすることになるので非常に不衛生ですので、トイレはウサギの飼育において必要不可欠になります。

エサ入れ

エサ入れは食器でも代用することができますが、食器を直接床に置いているとウサギが食器の中へ入ってしまいそのまま排泄をしてしまったりと不衛生です。

そのため、食器よりもケージに引っ掛けて使用するタイプのエサ入れがオススメです。

給水ボトル

給水ボトルは食器で代用することが可能ですが、ウサギが水をこぼしてしまったり水の中に入ってしまったりと水が汚れやすく不衛生なので給水ボトルがオススメです。

ウサギのエサは何をあげる?

ウサギは「ニンジン」「キャベツ」「レタス」「大根」など野菜や果物なら何でも食べ、道端に生えているような雑草もウサギのエサとして使用することもできますが、衛生面や栄養バランスを考えると好ましくありません。

そのため、ウサギのエサには「ラビットフード」というウサギ専用の配合飼料を与えるようにしましょう。ラビットフードはウサギに必要な栄養素を効率よく摂取させることができ、ウサギのエサの中で最も栄養バランスに優れています。

ラビットフードは主食として、野菜や果実は副食として与えましょう。

絶対に与えてはいけない野菜

ウサギは野菜や果実なら何でも食べてますが中には与えてはいけない野菜があります。

「ネギ」「玉ねぎ」「ニンニク」「ニラ」などのユリ科の野菜や、「生姜」「アボカド」「ジャガイモ」「サツマイモ」などの食べ物はウサギに対して悪影響を与える成分が豊富に含まれているため絶対に与えてはいけません。

これらの野菜を食べてしまうと下痢や嘔吐、食欲不全などの症状を引き起こします。万が一誤って与えてしまった場合は早急に動物病院行き、胃や食道を洗浄する必要があります。

ウサギの飼い方と注意点は?

ケージの設置場所

ウサギのケージは直射日光が当たらない静かな場所に設置しましょう。

ウサギは体温を調節することが苦手なので、時間による温度(室温)の差が激しい直射日光が当たる場所ような場所は避けるようにしてください。

また、ウサギは臆病で神経質な性格をした個体が多くストレスを感じやすいため、大きな音が鳴るような部屋のドアなどの出入り口付近にはケージを設置しないようにしましょう。

トイレを躾けよう

トイレを覚えることなく大人になったウサギにトイレを躾けることは難しいですが、ウサギが小さなうちから躾けておくことでトイレを覚えてくれやすくなります。

ウサギのトイレの躾けに必要な時間には個体差があり、中には中々トイレの場所を覚えてくれないような個体もいますのでトイレを躾けるには根気が必要です。

運動不足を予防する

窮屈なケージの中では十分に運動することができずに運動不足になってしまいます。

運動不足は肥満やストレスの原因になり健康に悪影響を与え、結果的に寿命を大きく削ってしまいますので、運動不足解消のために定期的にケージから出して遊んであげましょう。

ウサギから目を離さないように

ウサギをケージの外へ出すときは絶対に目を離さないようにしてください。

ウサギは部屋の部屋や物など、色々な物を齧ってしまいます。齧ったものがウサギに対して害のない物なら問題はありませんが、電源コードを齧ってしまうと感電の恐れもありますので、ウサギに害を及ぼす可能性のある物の近くには近寄らせないようにしましょう。

また、ウサギが誤飲するような小さな物もキチンと片づけておきましょう。

ストレスを与えないように

ウサギはストレスに弱い動物でありストレスの有無で寿命は大きく変化します。

「ウサギは寂しいと死んでしまう」という言葉がありますが、これは寂しいというストレスでウサギが死んでしまうということから出来た言葉なんです。

ウサギと遊びたいからと何回も構ったり、驚かせて反応を見たがったりという気持ちもわかりますが、これらの行動に対してウサギは大きなストレスを感じます。

あまりにもストレスを感じた時は「足ダン(タッピング)」をすることもあります。

足ダンとは、後ろ脚で地面を強く蹴る行為の事をいいます。主にウサギが不満やストレスを強く感じている時に行う傾向があります。

ウサギ飼育【まとめ】

全長20-130cm
寿命5-10年/最長18年
値段2,000~100,000円
人気度★★★★★
飼育難易度★★★★★

小さくて可愛いウサギはペットとして人気がとても高い動物ですが、とにかく物を噛むので放し飼いになんてしてたらあっという間に家中ボロボロにしてしまうようなことも…。

ウサギの飼育は特に難しいこともなく、ペット飼育初心者の方でも簡単に飼育することが可能ですが、ストレスにはとても弱いので大切に育ててあげましょう。

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