ハリネズミの飼い方|値段・種類・寿命・飼育に必要な飼育用品は?

哺乳類

ハリネズミは近頃ペットにする人が増えてきており人気が爆発的に上昇しています。

この記事では、ハリネズミの飼い方|値段・種類・寿命・飼育に必要な飼育用品やハリネズミを飼育する際の注意点についてご紹介します。

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ハリネズミってどんな動物?

ハリネズミの全長
20-30cm

ハリネズミは主に森林や草原、砂漠等の乾燥地帯に生息する夜行性の動物です。

ハリネズミの名前の由来にもなっている背中にビッシリと生えている針は、外敵から身を守るために進化した硬い体毛であり、その数は5000本以上あるといわれています。

臆病でデリケートな性格

ハリネズミは天敵から身を守るために体毛を針のように鋭く進化しましたが、それでも野生では捕食される側の動物であり、非常に臆病でデリケートな性格をしていますので、人間に懐かせるには十分に時間をかけて信頼関係を築いていく必要があります。

ネズミの仲間ではない

ハリネズミは、名前に「ネズミ」と付いていますが、実はハリネズミはネズミの仲間ではなくハリネズミ目ハリネズミ科に分類されているモグラの仲間です。

ハリネズミの寿命は?

ハリネズミの寿命
5-10年

ハリネズミの寿命は約5-10年です。

野生のハリネズミは天敵が多いため平均寿命は約1-3年とかなり短いですが、天敵がいない飼育下では、健康管理を徹底して行うことで長生きしてくれるでしょう。

ハリネズミの値段は?

ハリネズミの値段
15000-40000円

ハリネズミの値段は約15000円-40000円で購入することができます。

外国産のハリネズミは値段が安い傾向がありますが、日本産のハリネズミは値段が高い傾向にあり、ハリネズミの値段は原産地やブリーダーによって大きな差があります。

ハリネズミの種類は?

スタンダード(ソルト&ペッパー)

スタンダードの特徴
  • 黒っぽい茶色の鼻
  • 黒っぽい茶色と白色で構成された針

スタンダードは最も流通しているカラーであり人気があります。針の色は黒っぽい茶色&白色で構成されており、鼻先は黒っぽい茶色い色をしています。

シナモン

シナモンの特徴
  • 白い針と赤黒い鼻先

シナモンはスタンダードと比べて全体的に少し色素が薄い個体のことをいい、スタンダード同様に人気の高いカラーです。

アプリコット

アプリコットの特徴
  • 白い針とピンク色に近い鼻先

アプリコットはシナモンよりも更に色素が薄い個体のことをいい、アルビノのように少し眼球が少し赤みがかっている個体もいます。

アルビノ

アルビノ特徴
  • 白い針とピンク色の鼻
  • 赤い眼球

アルビノには色素がないため赤くなっている眼球が特徴的です。

ハリネズミの飼育の必要な飼育用品

ハリネズミの飼育に必要な飼育用品
  1. ケージ
  2. 巣箱
  3. 回し車
  4. 床材
  5. 食器
  6. 給水ボトル
  7. ヒーター
  8. 餌(エサ)

ケージ

ハリネズミのケージには様々な材質で出来た製品が存在します。どのケージを選んでもメリットとデメリットが存在するのでご自身の好みに合ったケージを選びましょう。

どのケージを選べばいいかわからない時は以下の情報を参考にして選んでみましょう。

種類価格重量耐久力保温性
シャトルケージ普通普通高い低い
プラスチックケージ安い軽い低い普通
ガラスケージ高い重い普通高い
アクリルケージ高い普通高い高い

シャトルケージ

メリット
  • 値段が安い
  • 種類が豊富
  • 頑丈で壊れにくい
  • 通気性が良い
デメリット
  • 保温性が無い
  • 床材が散らかる
  • 塗装が剥げやすい

シャトルケージは金網で出来たケージのことをいいます。シャトルケージは他の種類のケージよりも通気性が抜群に良いので臭いや湿気が篭りませんが、通気性が高すぎる故に保温効果を期待することはできません。

ガラスケージ

メリット
  • 観察しやすい
  • 見た目が良い
  • 保温性に優れている
  • 床材が散らからない
デメリット
  • 値段が高い
  • 傷は付きにくいが衝撃に弱い
  • 通気性が悪い

ガラスケージは通気性が悪いため匂いや湿気が篭りやすいのでコマメな掃除が必要になりますが、保温性に優れており寒さが苦手なハリネズミにはピッタリです。

ただ、ガラスケージは衝撃にとても弱く、小さな衝撃でも割れてしまうことがあるので取り扱いには十分注意が必要です。

アクリルケージ

メリット
  • 観察しやすい
  • 見た目が良い
  • 保温性に優れている
  • 床材が散らからない
  • 頑丈で壊れにくい
デメリット
  • 値段が非常に高い
  • ガラスと比べて傷がつきやすい

アクリルケージは耐久性が非常に高い、保温性に優れている、観察しやすく見た目が綺麗、と何をとってもケージの中で一番優れていていますが、他のケージよりも値段が何倍も高いことが唯一の問題点といえます。

巣箱

ハリネズミは物陰を好んで巣として利用する習性がありますので、ハリネズミが安心して休めるような巣箱を用意してあげる必要があります。

巣箱にはシンプルな物からお家のようなお洒落な物まで、様々な形・材質の物が販売されているので巣箱は好みで選んでもらっても問題はありません。

回し車

広大な野生環境とは違い、小さなケージの中ではハリネズミが運動不足になってしまい肥満や病気の原因になりますので、運動不足対策のために回し車が必要になります。

床材

床材には様々な種類がありますが、針葉樹はハリネズミがアレルギー反応を起こしやすいため必ず床材に「針葉樹」が使われていない物を使用するようにしてください。

床材の種類と特性は以下に通りになっていますので以下を参考に床材を選びましょう。

種類価格吸収性消臭性保温性
ウッドチップ普通普通高い高い
ウッドリター普通高い高い普通
牧草普通低い低い普通
新聞紙安い低い低い普通
ペットシーツ高い高い高い低い

ウッドチップ

メリット
  • 保温性に優れている
  • 消臭効果がある
  • 吸水性が高い
デメリット
  • 極稀にアレルギー反応が出る場合がある

ウッドチップは木材を細かく削っておがくず状にした床材であり、保温性が高く消臭効果にも優れており、大手ペットショップでも使用されているメジャーな床材です。

自然の素材のみで作られたウッドチップはハリネズミが万が一誤飲してしまった場合でも特に問題は起こらないので安心ですが、極稀にアレルギー反応が出る場合があるので初めてウッドチップを使用する際は異常がないかキチンとチェックしましょう。

ウッドリター

メリット
  • 消臭効果がある
  • 吸水性が高い
デメリット
  • 極稀にアレルギー反応が出る場合がある

ウッドリターは吸水性が非常に高くしっかりと排泄物の水分を吸収してくれますが、ハリネズミが万が一誤飲してしまった場合にはお腹がパンパンに膨らんでしまうこともあるので初めてウッドリターを床材として使用する場合は注意深く観察しましょう。

牧草

メリット
  • 食べても安心安全
  • 殺菌作用がある
デメリット
  • 吸水性が低いのでペットシーツが必要
  • 消臭効果が無い

牧草はウサギ等の草食動物のエサに使われており、ハリネズミが食べてしまっても安全であり最も安全な床材といえますが、牧草には消臭効果が無く、他の床材と比べて吸水性が低いのでペットシーツ等と併用する必要があります。

新聞紙

メリット
  • お金がかからない
デメリット
  • 消臭効果がない
  • 誤飲すると健康に支障をきたす場合がある

新聞紙は飼い主にとってはお金のかからないとても優秀な床材ですが、万が一ハリネズミが誤飲してしまった場合には新聞紙に含まれてるインクがハリネズミに悪影響を与える健康に支障をきたす場合があります。

ペットシーツ

メリット
  • 吸水性が高い
  • 消臭効果が高い
  • 他の床材と比べて値段が高い
デメリット
  • 他の床材と比べて値段が高い

ペットシーツは床材の中で最も吸水性と消臭性に優れていますが、ペットシーツは他の床材と比べて値段が高いのが唯一のデメリットといえるでしょう。

給水ボトル

給水ボトルの代わりに食器でも代用することができますがハリネズミが食器の中に入ってしまったり不衛生ですし水の鮮度も落ちやすいので、飲み水の鮮度を保ちやすく衛生的な給水ボトルの使用がオススメです。

ヒーター

ハリネズミは暖かい地域の生息しているため、日本はハリネズミにとって住みずらい環境です。そのため、ハリネズミに適した室温になるようにペット用ヒーターやエアコンを使い室温を管理する必要があります。

ペット用のヒーターには、床に敷いて使うタイプの物やスタンドに保温電球ついた物など、様々なタイプの物がありますのでケージに合ったヒーターを選ぶといいでしょう。

ハリネズミの飼い方と注意点

ケージの設置場所

ハリネズミは寒さや極端な室温の変化に弱く臆病な動物なので、ケージのは直射日光が当たらずに人通りが多い出入り口付近は避け、静かな場所に設置しましょう。

温度・室温管理

温暖な地域に生息するハリネズミに適切な室温は25-29℃といわれており、20℃を下回るような寒い環境はハリネズミの飼育に適しません。

室温が高すぎるとハリネズミは夏眠してしまい、室温が低すぎるとハリネズミは冬眠してしまいます。夏眠、冬眠はハリネズミにとって命がけの行為であり、非常に多くの体力を消費します。

場合によっては夏眠、冬眠したまま死んでしまうこともありますので夏眠、冬眠させないように室温を管理することがハリネズミの飼育において最も大切なことです。

エサは何をあげる?

ハリネズミの主なエサは「野菜」「昆虫」「配合フード」など何でも食べますが、ハリネズミの栄養バランスを考えると主食に配合フードを与え、副食に野菜や昆虫を与えるのが最も理想的です。

ハリネズミ専用フード

ハリネズミ専用フードは、ハリネズミの健康を考えて作られており、タンパク質が豊富に含まれていますが糖質と繊維質が抑えて作られています。余程の理由がない限りはハリネズミ専用フードを主食に与えるようにしましょう。

ドッグフード・キャットフード

ドッグフードとキャットフードは本来犬や猫が食べること想定して作られた物ですが、ハリネズミ専用フードの代わりとしても与えることもできますが、ハリネズミは本来魚を食べない動物なので原材料に魚が使われていない製品をを選びましょう。

また、ドッグフードやキャットフードは硬すぎてハリネズミが食べずらいので、与えるときは水やぬるま湯でふやかしてから与えるようにしましょう。

昆虫

野生のハリネズミは主に昆虫を主食としており、コオロギやミルワーム等の昆虫はハリネズミの大好物ですが、昆虫はとても高カロリーなエサなので主食として与えるとカロリーを過剰摂取してしまうので必ず副食として与えるようにしてください。

自然採取した昆虫には寄生虫が含まれている場合が多く、ハリネズミの健康に悪影響を与える可能性があるので必ずペットショップで購入するようにしましょう。

野菜

ハリネズミは以下のような野菜や果物を好んで食べます。

  • ニンジン
  • キャベツ
  • サツマイモ
  • トマト
  • 小松菜
  • カボチャ
  • リンゴ
  • バナナ

ニンジンやサツマイモ、カボチャ等の硬い野菜は茹でて柔らかくしてからハリネズミが食べやすいように細かく刻んでから与えるようにしましょう。

絶対に与えてはいけないエサ

ハリネズミには以下のようなエサは絶対に与えてはいけません。

  • ネギ類(玉ねぎ・ニラ等)
  • ナッツ類(カカオ・アーモンド等)
  • アボカド
  • オレンジ
  • グレープフルーツ
  • ぶどう
  • レーズン

これらのエサをハリネズミが摂取すると中毒症状や消化不良を引き起こし、食べた量によってはハリネズミが死んでしてしまう場合もあるので注意が必要です。

ハリネズミに初めて与えるエサは事前にハリネズミに与えても問題がないか下調べしてから与えるようにしましょう。

多頭(複数)飼いには向かない

ハリネズミは単独で行動する習性があり、群れを作って行動することはありません。

そのため、複数のハリネズミを飼育する際は必ず飼育するケージを分けるようにしましょう。複数のハリネズミを同じケージで飼育すると余程相性が良い場合を除いて喧嘩が発生しストレスが溜まってしまい結果的に寿命を縮めてしまうことになりかねません。

健康管理が長生きの秘訣

ハリネズミを長生きさせるためには食事の栄養バランスをコントロールし、健康状態を把握し管理することが大切です。高カロリーなエサ(昆虫等)の与えすぎていると肥満になり肥満は病気の原因にもなるので食事には気を使ってあげましょう。

また、ハリネズミは極端に明るい場所や大きな物音にストレスを感じます。ハリネズミはストレスを感じると針を立てて丸くなったり「シューシュー」と鳴き声を上げて威嚇するのでハリネズミにストレスが溜まるようなことをしないようにしましょう。

ハリネズミにストレスを与え続けていると寿命を縮めてしまうことになり、ハリネズミとの信頼関係を築くことができなくなってしまいますので、ハリネズミが嫌がる(威嚇する)ようなことは絶対にしないようにしましょう。

ハリネズミ飼育【まとめ】

全長20-30cm
寿命5-10年
値段15,000円-40,000円
人気度★★★★
飼育難易度★★★★

ハリネズミは健康管理や室温管理をキチンとしてあげないとすぐに体調を崩してしまったりと他のペットと違い飼育難易度が少し高いから事前にハリネズミの知識をつけてから飼育にチャレンジしよう。

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