犬や猫と一緒に寝ると暖かくて非常に心地が良いですが、実はちょっぴり危険な行為なのです。
この記事では、犬や猫と一緒に寝る行為が原因で病気になる可能性についてご紹介します。
動物から人間に病気が移る可能性がある
犬や猫と一緒に寝ると動物から人間へ病気が感染する可能性があります。
人間と動物、双方に感染してしまう病気のことを「人獣共通感染症(ズーノーシス)」といい、ペットから人間に感染する可能性のある病気は日本だけでも30種類以上あるとされています。
特に「猫ひっかき病」は人獣共通感染症として広く認知されていますが、その他にも寄生虫や細菌が原因となる病気も確認されています。
完全に室内で飼っているペットは危険性が低い
室内で飼っている動物の場合は人獣共通感染症に感染していることは殆どないため、一緒に寝ることで人間が動物から病気に感染する可能性は限りなく低いので心配することはあまりありません。
しかし、不衛生な環境で飼育されていた動物の場合は既に病気に感染してしまっている可能性もあるため、できる限り一緒に寝ることは避けた方が良いでしょう。
家の外へ出るペットは危険性が高くなる
犬は猫とは違って家の外に出る機会が多いため、病気に感染してしまう可能性も高くなります。
散歩中に拾い食いをしてしまい病気になってしまったり、病気に感染している犬と接触したことで病気に感染してしまうケースも確認されており、外出する以上完全に予防することは難しいのです。
【まとめ】犬や猫と一緒に寝る場合は衛生的な環境を
人獣共通感染症を予防するためには人間とペットの寝る場所を分けるという行為が最も有効な対処法になりますが、ペットと一緒に寝たことが原因で病気に感染するのは稀なケースです。
衛生的な環境で飼育されている犬や猫から人間に病気が感染してしまう可能性は非常に低いため、ペットと一緒に寝ている場合でも衛生面に気を使っていれば特に問題はないので安心してください。