飼い主にお尻を向けて寝る猫の心理は?嫌われている訳ではない?

「猫が寝る時にお尻を向けてくるんだけど嫌われているのかな」と思ったことはありませんか?

人間目線で物事を考えてしまうと相手にお尻を向けるという行為は、馬鹿にされているのではないかと感じてしまいますが、実は猫にとっては全く別の意味を表しているのです。

この記事では、猫が飼い主にお尻を向けて寝る時の心理についてご紹介します。

猫が飼い主にお尻を向けて寝るのは何故?

信頼しているから

猫には「危険な相手(天敵)に背中を見せたら襲われるかもしれない」という野生の本能が未だに残っているため、基本的には信頼していない相手に対して背中を見せることはありません。

猫が飼い主に対して自分の弱点(視界外)である無防備な背中を見せるということは、猫が飼い主には襲われる心配はないと判断している、つまりは飼い主を信頼しているということになります。

撫でてほしいから

猫の背中、特に尻尾の付け根付近には猫が気持ちいいと感じる経穴(ツボ)があるため、猫が飼い主に対してお尻を向けて尻尾をピーンと立てているのならば「背中を撫でてほしい」という猫からのメッセージかもしれません。

しかし、猫の中には尻尾の付け根付近を触られることを嫌がる子も少なからず存在しますので、尻尾の付け根を触る時は猫ちゃんの様子を見ながら軽くポンポンとを叩いてあげてみてください。

居心地が良いから

猫は暗い場所や狭い場所、暖かい場所、涼しい場所など、居心地が良いと感じる場所を好むため、飼い主にお尻を向けた体勢で寝ること自体が猫は居心地が良いと感じているのでしょう。

【まとめ】猫がお尻を向けて寝る相手は信頼している

猫がお尻を向けて寝る相手は十分信頼していると判断した相手に限られるのです。

枕で寝るのが好きな猫ちゃんの中には顔にお尻をくっつけてくるような子もいるみたいです。信頼してくれてるのは嬉しいけれど、やっぱりやめてほしいと思うのが本音じゃないでしょうか。

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