文鳥の飼い方|性格・寿命・値段・飼育に必要な飼育用品は?

鳥類

文鳥は賢く人間に懐きやすいことから日本では昭和50年代に文鳥をペットとして飼う人が多発する「文鳥ブーム」が発生しており今なお根強い人気を誇っています。

この記事では、文鳥の飼い方|値段・寿命・飼育に必要な飼育用品から飼育する際の注意点まで、文鳥に関する情報をご紹介します。

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文鳥ってどんな鳥?

文鳥の全長
12-14cm

特徴

文鳥は黒い頭に白い頬、先端に近づくほど薄くなるピンク色のくちばしが特徴的です。

生息地

文鳥の生息地はアメリカ、インドネシア、フィルピン、メキシコと世界各国に生息しています。

文鳥は日本ではペットとして非常に人気がありますが、野生の文鳥が生息している地域では米やトウモロコシなどの農作物を食べて畑を荒らしてしまう害鳥としても知られています。

文鳥の寿命は?

文鳥の寿命
8-10年

文鳥の寿命は約8-10年です。

文鳥は手のひらサイズの体が小さな小鳥ですが平均寿命は8年以上と寿命が長く、適した環境で飼育することによって中には10年以上生きる長寿な個体も存在します。

文鳥の値段は?

文鳥の値段
1500-10000円

文鳥の値段は約1,500-10,000円で購入することができます。

文鳥の値段は種類や時期によってバラつきがあり、流通量が多いカラーの文鳥は比較的安価で購入することができますが、流通量の少ないカラーの文鳥は値段が数倍以上高くなる場合もあります。

文鳥の種類(色変わり)は?

文鳥は品種改良が盛んに行われているため、カラーバリエーションが豊富に存在します。

文鳥(ノーマル)

文鳥(ノーマル)の値段
1500円
文鳥(ノーマル)の特徴
  • 灰色の体色に白色の頬
  • 黒い頭部と尻尾

ノーマル文鳥は品種改良の元となっている文鳥の原種で日本で最も多く流通しており、文鳥が持つ本来のメリハリのある配色パターンの美しさから文鳥の中でも特に人気があります。

白文鳥

白文鳥の値段
2000円
白文鳥の特徴
  • 真っ白な全身

白文鳥は日本で誕生した種類であり全身が真っ白に染まっているため、文鳥の特徴でもあるピンク色のクチバシがより一層美しく引き立っています。

桜文鳥

桜文鳥の値段
2500円
桜文鳥の特徴
  • 頭部や体に入る白色の斑点模様

桜文鳥はノーマル文鳥と白文鳥と交配させて作出されたため、桜文鳥の中にはノーマル文鳥や白文鳥にそっくり個体も存在する個体差が激しい種類です。

シルバー文鳥

シルバー文鳥の値段
4000円
シルバー文鳥の特徴
  • 銀白色の体色に白色の頬

シルバー文鳥の銀白色の体色は薄い色をした個体から濃い色をした個体まで個体差があります。

シナモン文鳥

シナモン文鳥の値段
4000円
シナモン文鳥の特徴
  • ベージュ色の体色
  • シナモン色と頭部と尻尾

シナモン文鳥の銀白色の体色は薄い色をした個体から濃い色をした個体まで個体差があります。

シナモン文鳥は別名「フォーン」ともいいます。

クリーム文鳥

クリーム文鳥の値段
8000円
クリーム文鳥の特徴
  • 薄いベージュ色の体色
  • クリーム色と頭部と尻尾

クリーム文鳥はシナモン文鳥と非常に似ていますが、シナモン文鳥よりも全体的に色素を薄くなっているため、個体によっては眼球の色が赤色に近づいている場合もあります。

クリーム文鳥はショップであまり見かけない珍しい品種なため、当然入手難易度も高くなります。

文鳥の飼育に必要な飼育用品は?

文鳥の飼育に必要な飼育用品
  • ケージ(鳥かご)
  • パーチ(止まり木)
  • 巣箱
  • エサ入れ・水入れ
  • ヒーター

ケージ(鳥かご)

文鳥を飼育するには最低でも横幅と奥行き30cm以上、高さ40cm以上のケージが必要になります。

文鳥はオカメインコのように大型に成長することがないため、小さなケージで飼育することができますが、文鳥を多頭飼いする場合は上記のサイズよりもひと回り以上大きなケージが必要です。

ケージのサイズが小さすぎると文鳥が自由に身動きを取る事ができずにストレスを与えてしまいますので、用意することができるケージの中で一番大きなケージを選んであげましょう。

パーチ(止まり木)

文鳥は床ではなく木の上で生活しているためケージに設置する止まり木が必要になります。

止まり木が太すぎたり細すぎたりすると足場が安定しないため、止まり木は文鳥が掴みやすい太さの物を数本用意し、文鳥が自由に行動できるようにケージ内に適度に設置しましょう。

止まり木はケージに付属していることが殆どですが付属していない場合は別途購入してください。

巣箱

巣箱は必ずしも必要な飼育用品ではありませんが、文鳥を繁殖させたかったり歳をとって足が弱くなった文鳥を飼育する時に必要になります。

巣箱には様々な材質と形状の製品がありますので飼育者の好みで選んでもらって問題ありません。

水浴び用容器

文鳥は水浴びをして体を清潔に保つ習性がありますので水浴び用容器が必要になります。

水浴び用の容器はペットショップでも販売されていますが、プラスチックケースや食器、洗面台など水を溜めることができる物なら何でも代用することができます。

エサ入れ・水入れ

エサ入れは食器でも代用することができますが、食器のように床に設置して使用するタイプの製品よりも壁やケージにかけて使用するタイプの製品を選ぶようにしてください。

床に設置して使用するエサ入れは文鳥が中に入ってしまい排泄をするため非常に不衛生です。

エサ入れはケージに付属していることが殆どですが付属していない場合は別途購入してください。

エサ入れはケージに付属している物でも特に大きな問題ありませんが、ケージに付属しているエサ入れプラスチック製である場合が多く破損しやすいので扱いには注意してください。

エサ入れを新しく購入する場合は破損しにくい陶磁器製の製品がオススメです。

ヒーター

文鳥は温暖な地域に生息しているため、日本の寒い冬には適応することができずに凍死してしまう個体もいるためケージに取り付けて使用する鳥用のヒーターが必要です。

ヒーターは様々なタイプの製品があるため、飼育者の好みで選んでもらって問題はありませんが、サーモスタットが付属していて自由に温度調節が可能なヒーターが最もオススメです。

また、文鳥の雛は特に寒さに弱いため、季節問わずにヒーターが絶対に必要になります。

文鳥のエサは何をあげる?

文鳥の主食には「ペレット」や「シード」を与え、副食には「ニンジン」や「小松菜」等の野菜や「リンゴ」や「バナナ」等の果物を与えましょう。

シード

シードには「あわ」や「ひえ」等の種類が沢山ありますが、文鳥には特定の種類のシードを与えるよりも複数のシードがミックスされている「混合シード」を与えるようにしましょう。

混合シード

混合シードには「皮つき混合シード」と「皮なし混合シード」の二種類があります。

皮つき混合シードの特徴
  • 栄養価が高い
  • 皮を剥いて食べる時にケージの周囲に皮が飛び散る
  • 皮を剥く行為がストレス解消になる
皮なし混合シードの特徴
  • 栄養価が低い
  • 皮が無いのでケージの周囲に皮が飛び散らない

どちらの混合シードを選ぶかは飼い主さんの好みで問題ありませんが、皮なし混合シードを主食に与える場合は「パセリ」や「小松菜」などの野菜に与えて足りない栄養素を補う必要があります。

ペレット

ペレットにはシードでは摂取することができない栄養素が豊富に含まれており、ペレットは文鳥のエサの中で最も栄養バランスに優れているため、主食にペレットを与えているのならば混合シードのように副食に野菜や果物を与える必要は特にありません。

また、文鳥の中にはペレットが嫌いな個体も存在するため、そういった個体に対してはペレットを与えることは諦めて混合シードを与えるようにしましょう。

1日に必要なエサの量

文鳥の成鳥が一日に必要とするエサの量は体重の10%の量が理想とされています。

文鳥の雛の場合は満腹になってエサを食べなくなるまで与えても問題ありません。

エサに殻付きのシードを与える場合は皮を剥いて食べることを想定し、与えるエサの量を1-2割多めに入れてあげましょう。

絶対に与えてはいけないエサ

文鳥には以下のような食べ物を絶対に与えてはいけません。

  • アボカド
  • チョコレート
  • コーヒー豆
  • 玉ねぎ
  • ネギ
  • ニラ
  • ニンニク
  • アルコール類

アボカドは特に危険性が高く極少量食べただけでも呼吸困難などの症状を引き起こし、食べた量によっては亡くなってしまうこともあるので注意するようにしてください。

基本的には「人間が食べる物は絶対に与えてはいけない」と覚えるようにして、初めて与える食べ物は文鳥に与えても問題が無いか事前に調べてから与えるようにしてください。

文鳥の飼い方と注意点は?

ケージの設置場所

文鳥のケージは直射日光やエアコンの風が直接当たる温度変化が激しい場所や部屋のドアの近くなどの物音が頻繁になるような場所は避けて設置しましょう。

ケージの設置場所によってケージ内の室温に大きな差が生じますので適切な場所を選びましょう。

温度・室温管理

文鳥に適切な温度
  • 約25-30℃

文鳥は気温が高くで空気が乾燥している地域に生息しているため、気温が低く湿度が高い日本は文鳥にとって住みずらい環境であるため、気温が大きく下がる季節にはヒーターで使って文鳥が快適に暮らせるような適切な室温を保ってあげる必要があります。

室温が15℃を下回るような場所でなければヒーターを使用しなくても文鳥を飼育することができますが、出来る限り文鳥が生息する地域に近づけた環境を用意してあげましょう。

保温性が低いケージにはビニール袋や布を被せることが保温性が高くなるためヒーターの効果があがります。この対策法は特に寒い季節には有効な方法です。

鳴き声・防音対策

文鳥の鳴き声には個体による差がありますが繁殖期になると「ぐぜり(さえずりの練習)」を大きな声で行うため、周囲に漏れないようにしっかりとした防音対策が必要です。

鳴き声対策としては以下の対処法が有効です。

  • ケージにアクリルケースを被せる
  • 窓を開けっぱなしにしない
  • 床や壁など、ケージに接する面に布を敷く
  • 遮音カーテンにする
  • 防音ケージを利用する

ケージの掃除

文鳥にトイレを躾けることは基本的には不可能であり、文鳥はエサを食べてから排泄までの時間が非常に早く排泄物の量も多いためコマメに掃除をする必要があります。

パーチ(止まり木)に付着した排泄物を掃除せずに放置しておくと排泄物から細菌が繁殖してしまい病気の原因となってしまうためケージは毎日掃除をして常に清潔を保ちましょう。

ケージの掃除は最低でも2-3日に1回は必ず行いましょう。

多数飼い

文鳥は同姓との仲が非常に悪く喧嘩が絶えないため、文鳥を多数飼いする場合はオスとオスやメスとメスの組み合わせは避けるようにしてください。

文鳥の中には同姓同士でも仲のいい子達は存在しますが基本的には仲が悪いです。

鳴き癖・噛み癖を躾けよう

文鳥に躾けをすることなく飼育を続けてしまうと無駄に鳴き声をあげたり、何にでも噛みついてしまう個体に育ってしまう可能性が非常に高いです。

文鳥は何か要求があるときに鳴く(噛む)傾向があり、この時に要求を叶えてしまうと鳴いたり(噛む)ことで自分の要求が通ると覚えてしまい鳴き癖や噛み癖がついてしまいます。

そのため、文鳥が無駄に鳴いて何かを要求するような時は何もせずに放置し、鳴かないようになったら要求に答えてあげることで静かにしたら要求が通ると覚えさせることができます。

定期的に放鳥しよう

文鳥を大きな小屋で飼育している場合は部屋で放鳥をさせる必要はありませんが、一般的なケージで飼育している場合は自由に運動できるように放鳥する必要があります。

文鳥が運動不足になってしまうと体調を崩してしまったり寿命が短くなってしまう原因にもなるため、定期的に自由に運動できるように部屋の中で放鳥をさせましょう。

放鳥する時に注意すること

放鳥には危険が伴っており、不意の事故によって怪我をしてしまうことも少なくありません。

そのため、放鳥する時には以下のことキチンと確認しましょう。

  • 戸締まりを確認する(網戸はNG)
  • コンロなどの火気を使用していないか
  • セキセイインコの位置を常に把握する

放鳥中に起きる事故としては文鳥がいる場所を把握しておらずに踏んでしまったり、窓を開けた隙に外へ逃げ出してしまう事故が多く起きています。

外に逃げてしまった文鳥を捕まえることは困難であり、多くはカラスなど野鳥に襲われてしまい命を落としてしまったりエサを確保できずに餓死しまいますので注意してください。

文鳥飼育【まとめ】

全長12-14cm
寿命8-10年/最長13年
値段2,000円-10,000円
人気度★★★★★
飼育難易度★★★★★

文鳥はセキセイインココザクラインコ等の小型インコと同様に非常に人気があります。

文鳥はとても人に懐きやすく問題行動を起こすことは殆どないため、初めて鳥を飼育する初心者の方でも簡単に飼育することができますので是非飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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