オカメインコの飼い方|値段・種類・寿命・飼育に必要な飼育用品は?

オカメインコはとても人懐っこくて頭がいいので芸を仕込んだり言葉を覚えさせる事も可能であり、ペットとして飼育することができる鳥の中でもとても人気があります。

この記事では、オカメインコの値段・種類・寿命・飼育に必要な飼育用品から飼育する際の注意点まで、オカメインコに関する情報をご紹介します。

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オカメインコってどんな鳥?

オカメインコの全長
30-35cm

特徴

オカメインコはライオンのような鬣と頬に入ったオレンジ色のチーク模様が特徴的です。

オカメインコは品種改良が盛んに行われており、オカメインコの中にはオカメインコ最大の特徴でもあるチーク模様が存在しない種類も存在します。

性格

オカメインコの性格
  • 温厚で大人しい
  • 甘えん坊で懐きやすい
  • 臆病で神経質

オカメインコは温厚な性格をしていて頭が良く、簡単な言葉ならば喋れるように躾けることも可能であり、犬や猫など他のペットとも一緒に飼育することもできます。

オカメインコの性格はオスとメスで大きく異なる傾向にあり、オスは活発的でよく喋りますがメスは穏やかでマイペースな個体が多いです。

また、オカメインコは臆病で神経質な個体も多い傾向があります。オカメインコが何かに対して驚くと「オカメパニック(発作のようなもの)」を起こしてしまう場合があり、ケージ内で暴れまわって羽や体を痛めてしまうことがあります。

オウムの仲間

オカメインコは名前に「インコ」と入ってますが実はオウムの仲間であり、オカメインコはオウムの中で最も全長が小さいオウムの最小種です。

オカメインコの寿命は?

オカメインコの寿命
15-20年

オカメインコの寿命は約15-20年です。

オウムの仲間であるオカメインコは寿命がとても長く、中には30年以上生きた個体もいます。オカメインコは適した環境で飼育することで犬や猫以上に長生きすることができます。

オカメインコの値段は?

オカメインコの値段
13000-25000円

オカメインコの値段は約13000-25000円で購入することができます。

オカメインコはショップによって値段が大きく異なり、値段が安いショップでは1万円以下で購入することができますが、値段が高いショップでは2万円以上で販売されていることもあります。

ただ、あまりにも値段が安すぎるオカメインコは血統に問題があったり、不衛生でストレスが溜まる環境で飼育、販売されていたりと値段が安い理由が必ずあります。

値段が高ければ安心して購入しても良いというわけではないので、信用できるペットショップやブリーダーさんから購入しましょう。

オカメインコの種類(色変わり)は?

オカメインコは品種改良が盛んに行われているため、カラーバリエーションが豊富に存在します。

ノーマル

ノーマルの値段
13000円~
ノーマルの特徴
  • 灰色の体色
  • オレンジ色のチーク

ノーマルは灰色の体色に頬に入ったオレンジ色のチークが特徴的であり、ノーマルはもっとも原種に近い種類であるとされています。

また、ノーマルはメスよりオスの方が頬のチークが広く濃くなる傾向にあります。

シナモン

シナモンの値段
18000円~
シナモンの特徴
  • 薄い灰色の体色
  • オレンジ色のチーク

シナモンの外見はノーマルと同じように見えますが、シナモンはノーマルよりも茶色いメラニン色素を持っており、ノーマルよりも全体的に薄い体色をしています。

ファロー

ファローの値段
18000円~
ファローの特徴
  • シナモン色の体色
  • 黄色いチーク
  • 赤みがかった眼球

ファローはシナモンよりも更にメラニン色素が薄くなっています。その影響で全体的に薄っすらと黄色い体色になっており、薄っすらと眼球も赤くなっています。

ルチノー

ルチノーの値段
18000円~
ルチノーの特徴
  • クリーム色の体色
  • オレンジ色のチーク

ルチノーはとても人気なオカメインコの種類であり、オカメインコと言えばクリームの体色をしたルチノーをイメージされる方が多く、ルチノーはオカメインコの代表的な種類です。

スノーホワイト

スノーホワイトの値段
20000円~
スノーホワイトの特徴
  • 白色の体色
  • チークが無い

スノーホワイトは全身が白色の体色をしており、オカメインコの特徴でもあるチークまでもが白く染まってしまっているためチークを確認することができません。

全身が真っ白なスノーホワイトは、アルビノと非常に似ていますが全くの別種です。

「スノーホワイト」と「アルビノ」を見分ける時は眼球を確認しましょう。アルビノの眼球の色は赤色ですが、スノーホワイトの眼球の色は黒色になっています。

イエロー

イエローの値段
20000円~
イエローの特徴
  • 黄色い体色
  • オレンジ色のチーク

イエローは黄色い体色とオレンジ色のチークが特徴的です。

イエローは品種改良を繰り返したことにより、遺伝子レベルで原種であるオカメインコよりも平均寿命が若干短くなる傾向があり、他の種類のオカメインコよりも体が弱く病弱です。

シルバー

シルバーの値段
20000円~
シルバーの特徴
  • 灰色の体色
  • チークが無い

シルバーは艶のある灰色の体色が特徴的です。スノーホワイト同様にシルバーにはオカメインコの一番の特徴でもあるチークを確認することができません。

パイド

パイドの値段
23000円~
パイドの特徴
  • まだら模様
  • 個性豊か

パイドは体に入った斑模様が特徴的です。

パイドは個体により斑模様の大きさや位置が異なっており、完全に同じ模様パターンの個体は存在せず、すべての個体が世界に一匹の模様を持っています。

また、パイドの斑模様は「ライト」「ミディアム」「ヘビー」「クリア」と分類されます。

オリーブ

オリーブの値段
23000円~
オリーブの特徴
  • 淡いオリーブ色の体色

オリーブは灰色と黄色混ざった淡いオリーブ色が特徴的です。オリーブは、別名「エメラルド」という名称で流通・販売されている場合があります。

アルビノ

アルビノの値段
25000円~
アルビノの特徴
  • 白色の体色
  • 赤い眼球

アルビノは白色の体色と赤い眼球が特徴的です。色素が欠落しているアルビノは希少性が高く、他のカラーのオカメインコと比べると値段が高くなる傾向にあります。

オカメインコの飼育に必要な飼育用品は?

オカメインコの飼育に必要な飼育用品
  1. ケージ(鳥かご)
  2. パーチ(止まり木)
  3. 水浴び用容器
  4. エサ入れ・水入れ
  5. ヒーター

ケージ(鳥かご)

オカメインコを飼育するには最低でも横幅と奥行き40cm以上、高さ50cm以上のケージが必要です。

オカメインコは「セキセイインコ」や「コザクラインコ」などの小型のインコと違って大型に成長するため、飼育には大きなサイズのケージが必要になります。

ケージのサイズが小さすぎるとオカメインコが自由に身動きを取る事ができずにストレスを与えてしまいますので、用意することができるケージの中で一番大きなケージを選んであげましょう。

オカメインコは噛む力がとても強いため噛んでしまっても変形しないステンレス製のケージを選ぶようにしましょう。

パーチ(止まり木)

オカメインコは床ではなく木の上で生活しているためケージに設置する止まり木が必要になります。

止まり木が太すぎたり細すぎたりすると足場が安定しないため、止まり木はオカメインコが掴みやすい太さの物を数本用意し自由に行動できるようにケージ内に適度に設置しましょう。

止まり木はケージに付属していることが殆どですが付属していない場合は別途購入してください。

水浴び用容器

オカメインコは水浴びをして体を清潔に保つ習性がありますので水浴び用容器が必要です。

水浴び用の容器はペットショップでも販売されていますが、プラスチックケースや食器、洗面台など水を溜めることができる物なら何でも代用することができます。

エサ入れ・水入れ

エサ入れは食器でも代用することができますが、食器のように床に設置して使用するタイプの製品よりも壁やケージにかけて使用するタイプの製品を選ぶようにしてください。

床に設置して使用するエサ入れの中に鳥が入ってしまい排泄をするため非常に不衛生です。

エサ入れはケージに付属していることが殆どですが付属していない場合は別途購入してください。

エサ入れはケージに付属している物でも特に大きな問題ありませんが、ケージに付属しているエサ入れプラスチック製である場合が多く破損しやすいので扱いには注意してください。

エサ入れを新しく購入する場合は破損しにくい陶磁器製の製品がオススメです。

ヒーター

オカメインコは温暖な地域に生息しているため、日本の寒い冬には適応することができずに凍死してしまう個体もいるためケージに取り付けて使用する鳥用のヒーターが必要です。

ヒーターは様々なタイプの製品があるため、飼育者の好みで選んでもらって問題はありませんが、サーモスタットが付属していて自由に温度調節が可能なヒーターが最もオススメです。

また、オカメインコの雛は特に寒さに弱いため、季節問わずにヒーターが絶対に必要になります。

オカメインコのエサは何をあげる?

オカメインコの主食には「ペレット」や「シード」を与え、副食には「ニンジン」や「小松菜」等の野菜や「リンゴ」や「バナナ」等の果物を与えましょう。

野生のオカメインコはミルワーム等の昆虫も食べていますが、基本的には生き餌を与える必要性はありませんので、飼育者の好みで副食として与える位に留めましょう。

シード

シードには「あわ」や「ひえ」等の種類が沢山ありますが、オカメインコには特定の種類のシードを与えるよりも複数のシードがミックスされている「混合シード」を与えるようにしましょう。

混合シード

混合シードには「皮つき混合シード」と「皮なし混合シード」の二種類があります。

皮つき混合シードの特徴
  • 栄養価が高い
  • 皮を剥いて食べる時にケージの周囲に皮が飛び散る
  • 皮を剥く行為がストレス解消になる
皮なし混合シードの特徴
  • 栄養価が低い
  • 皮が無いのでケージの周囲に皮が飛び散らない

どちらの混合シードを選ぶかは飼い主さんの好みで問題ありませんが、皮なし混合シードを主食に与える場合は「パセリ」や「小松菜」などの野菜に与えて足りない栄養素を補う必要があります。

ペレット

ペレットにはシードでは摂取することができない栄養素が豊富に含まれており、ペレットはオカメインコのエサの中で最も栄養バランスに優れているため、主食にペレットを与えているのならば混合シードのように副食に野菜や果物を与える必要は特にありません。

また、オカメインコの中にはペレットが嫌いな個体も存在するため、そういった個体に対してはペレットを与えることは諦めて混合シードを与えるようにしましょう。

1日に必要なエサの量

オカメインコの成鳥が一日に必要とするエサの量は体重の10%の量が理想とされています。

オカメインコの雛の場合は満腹になってエサを食べなくなるまで与えても問題ありません。

エサに殻付きのシードを与える場合は皮を剥いて食べることを想定し、与えるエサの量を1-2割多めに入れてあげましょう。

絶対に与えてはいけないエサ

オカメインコには以下のような食べ物を絶対に与えてはいけません。

  • アボカド
  • チョコレート
  • コーヒー豆
  • 玉ねぎ
  • ネギ
  • ニラ
  • ニンニク
  • アルコール類

アボカドは特に危険性が高く極少量食べただけでも呼吸困難などの症状を引き起こし、食べた量によっては亡くなってしまうこともあるので注意するようにしてください。

基本的には「人間が食べる物は絶対に与えてはいけない」と覚えるようにして、初めて与える食べ物はオカメインコに与えても問題が無いか事前に調べてから与えるようにしてください。

オカメインコの飼い方と注意点は?

ケージの設置場所

オカメインコのケージは直射日光やエアコンの風が直接当たる温度変化が激しい場所や部屋のドアの近くなどの物音が頻繁になるような場所は避けて設置しましょう。

ケージの設置場所によってケージ内の室温に大きな差が生じますので適切な場所を選びましょう。

温度・室温管理

オカメインコに適切な温度
  • 約25-30℃

オカメインコは気温が高くで空気が乾燥している地域に生息しているため、気温が低く湿度が高い日本はオカメインコにとって住みずらい環境であるため、気温が大きく下がる季節にはヒーターで使ってオカメインコが快適に暮らせるような適切な室温を保ってあげる必要があります。

室温が15℃を下回るような場所でなければヒーターを使用しなくてもオカメインコを飼育することができますが、出来る限りオカメインコが生息する地域に近づけた環境を用意してあげましょう。

保温性が低いケージにはビニール袋や布を被せることが保温性が高くなるためヒーターの効果があがります。この対策法は特に寒い季節には有効な方法です。

鳴き声・防音対策

野生のオカメインコは常に集団で生活をしており高い社会性を持っており、オカメインコが群れから外れて孤立してしまうと鳴き声をあげて仲間を探す習性があります。

その習性は今も残っており、飼い主や一緒に暮らしている仲間がいなくなると大きな声で呼び鳴きをすることがあるので近隣の迷惑にならないように防音対策が必要です。

鳴き声対策としては以下の対処法が有効です。

  • ケージにアクリルケースを被せる
  • 窓を開けっぱなしにしない
  • 床や壁など、ケージに接する面に布を敷く
  • 遮音カーテンにする
  • 防音ケージを利用する

ケージの掃除

オカメインコにトイレを躾けることは基本的には不可能であり、オカメインコはエサを食べてから排泄までの時間が非常に早く排泄物の量も多いためコマメに掃除をする必要があります。

パーチ(止まり木)に付着した排泄物を掃除せずに放置しておくと排泄物から細菌が繁殖してしまい病気の原因となってしまうためケージは毎日掃除をして常に清潔を保ちましょう。

ケージの掃除は最低でも2-3日に1回は必ず行いましょう。

鳴き癖・噛み癖を躾けよう

オカメインコに躾けをすることなく飼育を続けてしまうと無駄に鳴き声をあげたり、何にでも噛みついてしまう個体に育ってしまう可能性が非常に高いです。

オカメインコは何か要求があるときに鳴く(噛む)傾向があり、この時に要求を叶えてしまうと鳴いたり(噛む)ことで自分の要求が通ると覚えてしまい鳴き癖や噛み癖がついてしまいます。

そのため、オカメインコが無駄に鳴いて何かを要求するような時は何もせずに放置し、鳴かないようになったら要求に答えてあげることで静かにしたら要求が通ると覚えさせることができます。

定期的に放鳥しよう

オカメインコを大きな小屋で飼育している場合は部屋で放鳥をさせる必要はありませんが、一般的なケージで飼育している場合は自由に運動できるように放鳥する必要があります。

オカメインコが運動不足になってしまうと体調を崩してしまったり寿命が短くなってしまう原因にもなるため、定期的に自由に運動できるように部屋の中で放鳥をさせましょう。

放鳥する時に注意すること

放鳥には危険が伴っており、不意の事故によって怪我をしてしまうことも少なくありません。

そのため、放鳥する時には以下のことキチンと確認しましょう。

  • 戸締まりを確認する(網戸はNG)
  • コンロなどの火気を使用していないか
  • セキセイインコの位置を常に把握する

放鳥中に起きる事故としてはオカメインコがいる場所を把握しておらずに踏んでしまったり、窓を開けた隙に外へ逃げ出してしまう事故が多く起きています。

外に逃げてしまったオカメインコを捕まえることは困難であり、多くはカラスなど野鳥に襲われてしまい命を落としてしまったりエサを確保できずに餓死しまいますので注意してください。

脅かさないように

オカメインコは非常に臆病でビビリなため「オカメパニック」を引き起こすことがあります。

オカメパニックを引き起こす原因としては、

  • 猛禽類や猫などの天敵を見た時(テレビやパソコン)
  • いきなり人や物が現れた時
  • 地震・その他

上記のように驚いた際に発作的に起こしてしまうことが多いので、できるだけオカメインコを驚かすことがないように注意しましょう。

オカメパニックとは物音等に驚いてパニックを起こしケージの中暴れまわり体を傷つけてしまう行為のことをいいます。

オカメインコ飼育【まとめ】

全長30-35cm
寿命15-20年/最長30年
値段13,000円-25,000円
人気度★★★★★
飼育難易度★★★★★

賢くてとても甘えん坊なオカメインコは、犬や猫と同等にコミュニケーションを取る事ができるので沢山触れ合って遊んであげたり可愛がってあげることもできます。

オウム仲間であるオカメインコは寿命がとても長く、人間の人生の約4分の1もの時間を共に過ごすことになりますので、飼育する際は計画的にしましょう。

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