コザクラインコの飼い方|値段・種類・寿命・飼育に必要な飼育用品は?

コザクラインコはセキセイインコと同様に人に非常に懐くことから根強い人気があります。

この記事では、コザクラインコの飼い方|値段・種類・寿命・飼育に必要な飼育用品から飼育する際の注意点まで、コザクラインコに関する情報をご紹介します。

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コザクラインコってどんな鳥?

コザクラインコの全長
15-17cm

特徴

コザクラインコは緑色の体色と額から胸にかけて入る赤色の体色が特徴的です。

コザクラインコは群れで生活しているため非常に社会性が高く、パートナー(ツガイ)に対しての愛情がとても強いことから「ラブバード」という名称も持っています。

コザクラインコがパートナーと認める相手は同種間に限ったことではなく人間や他の動物も同様であり、ヒナの時期から一緒の時間を過ごした相手を自分のパートナーであると認識します。

生息地

コザクラインコはアフリカ南西部(ナミビア共和国等)の乾燥地域を中心に生息しています。

コザクラインコの寿命は?

コザクラインコの寿命
10-15年

コザクラインコの寿命は約10-15年です。

コザクラインコの寿命は飼育している環境によって大きな差が生まれるため、適した環境で飼育されていた個体は長生きする傾向にあり中には20年以上生きた個体も存在します。

また、品種改良を施されたコザクラインコは寿命が若干短くなる傾向にあり、本来の遺伝子を持つ原種であるノーマルカラーのコザクラインコが最も長い寿命を持っています。

コザクラインコの値段は?

コザクラインコの値段
10,000-20,000円

コザクラインコの値段は約10,000-20,000円で購入することができます。

コザクラインコの値段は種類によって異なり、流通量が多い種類は比較的安価な値段で販売されていますが、流通量が少ない珍しい種類は約1.2-2倍の値段で販売されています。

特に生後間もない雛は値段が高い傾向にあり、成長し成鳥になるにつれて徐々に値段が下がります。

コザクラインコの種類(色変わり)は?

コザクラインコは日本だけではなく世界でも人気があるため品種改良が盛んに行われており、様々な体色と模様のコザクラインコ(色変わり)が存在します。

ノーマルカラー

ノーマルカラーの特徴
  • 緑色の体色に額から胸にかけて入る赤色

ノーマルはコザクラインコの原種であり、非常に人気のあるカラーの一つです。

アルビノ

アルビノの特徴
  • 白色の体色に赤色の眼球

アルビノはメラニン色素が欠落している先天性の色素欠乏症を患っている種類であり、他の種類のコザクラインコよりも日光による紫外線の影響を受けやすく皮膚病などの病気を発症しやすいです。

オリーブ

オリーブの特徴
  • 濃い緑色の体色
  • 腰から尻尾にかけて青みかがったグレー色

オリーブはノーマルと非常に酷似していますが、ノーマルよりも全体的に濃い体色になっています。

クリーム

クリームの特徴
  • 黄色いクリーム色の体色

クリームには黄色に近い濃い色をした個体から白色に近い薄いクリーム色をした個体まで存在し、個体によって体色には若干の違いがあります。

バイオレット

バイオレットの特徴
  • 青色と紫色が混ざったような青紫色の体色

バイオレットには色鮮やかな青色をした個体から紫色に近い濃い青色をした個体まで存在し、個体によって体色には若干の違いがあります。

パイド

パイドの特徴
  • 不規則に入る斑模様

パイドの体色と斑模様には複数のバリエーションがあり、一匹一匹が世界に一匹しか存在しない模様を持っています。

ホワイトフェイス

ホワイトフェイスの特徴
  • 白色の顔周り

ホワイトフェイスは顔周りが白色の個体のことをいい、カラーバリエーションが豊富に存在します。

顔周りが白いコザクラインコは全てがホワイトフェイスと名付けられるため、顔周りが白いバイオレットは「ホワイトフェイス(WF)バイオレット」といいます。

ルチノー

ルチノーの特徴
  • 黄色い体色と額から胸にかけて入る赤色

ルチノーは遺伝子の関係上生まれてくる個体の殆どがメス個体になるため、オス個体のルチノーは流通量が少なく希少性が高いです。

コザクラインコの飼育に必要な飼育用品は?

コザクラインコの飼育に必要な飼育用品
  1. ケージ(鳥かご)
  2. パーチ(止まり木)
  3. 水浴び用容器
  4. エサ入れ・水入れ
  5. ヒーター

ケージ(鳥かご)

コザクラインコを飼育するには最低でも横幅と奥行き30cm、高さ40cm以上のケージが必要です。

ケージのサイズが小さすぎるとオカメインコが自由に身動きを取る事ができずにストレスを与えてしまいますので、用意することができるケージの中で一番大きなケージを選んであげましょう。

塗装されているケージは見た目は綺麗ですが、コザクラインコはセキセイインコとは比べ物にならないほど噛む力が強いため、ケージに塗装されたペンキを簡単に剥がしてしまいます。

ペンキに含まれている有機溶剤をコザクラインコが飲み込んでしまうと体に悪影響をもたらす場合があり、飲み込んでしまった場合は体調を崩してしまう可能性がありますので、ケージはペンキで塗装がされていない木製やアクリル製のケージが最もオススメです。

パーチ(止まり木)

コザクラインコは床ではなく木の上で生活しているためケージに設置するパーチが必要になります。

コザクラインコは他の種類の小型インコと比較すると足が少し大きめになっているため、細いパーチでは上手く掴めずに足場が安定しません。

パーチが太すぎたり細すぎたりすると足場が安定しないため、パーチはコザクラインコが掴みやすい太さの物を数本用意し自由に行動できるようにケージ内に適度に設置しましょう。

パーチはケージに付属していることが殆どですが付属していない場合は別途購入してください。

水浴び用容器

コザクラインコは定期的に水浴びを行い体を清潔に保つため水浴び用容器が必要になります。

水入れ(食器)で水浴びをしちゃうような個体もいますが、飲み水と水浴び用の水が一緒は衛生面を考えると良いとは言えないため、食器とは別に水浴び用の水を用意してください。

水浴び用容器は洗面台でも代用可能であり、水が入る物であれば何でも代用することができます。

エサ入れ・水入れ

エサ入れは食器でも代用することができますが、食器のように床に設置して使用するタイプの製品よりも壁やケージにかけて使用するタイプの製品を選びましょう。

エサ入れはケージに付属していることが殆どですが付属していない場合は別途購入してください。

エサ入れはケージに付属している物でも特に大きな問題ありませんが、ケージに付属しているエサ入れプラスチック製である場合が多く破損しやすいので扱いには注意してください。

エサ入れを新しく購入する場合は破損しにくい陶磁器製の製品がオススメです。

ヒーター

コザクラインコは温暖な地域に生息しているため、日本の寒い冬には適応することができずに凍死してしまう個体もいるためケージに取り付けて使用する鳥用のヒーターが必要です。

ヒーターは様々なタイプの製品があるため、飼育者の好みで選んでもらって問題はありませんが、サーモスタットが付属していて自由に温度調節が可能なヒーターが最もオススメです。

また、コザクラインコの雛は特に寒さに弱いため、季節問わずにヒーターが絶対に必要になります。

コザクラインコのエサは何をあげる?

コザクラインコの主食には「ペレット」や「シード」を与え、副食には「ニンジン」や「小松菜」等の野菜や「リンゴ」や「バナナ」等の果物を与えましょう。

シード

シードには「あわ」や「ひえ」等の種類が沢山ありますが、コザクラインコには特定の種類のシードを与えるよりも複数のシードがミックスされている「混合シード」を与えるようにしましょう。

混合シード

混合シードには「皮つき混合シード」と「皮なし混合シード」の二種類があります。

皮つき混合シードの特徴
  • 栄養価が高い
  • 皮を剥いて食べる時にケージの周囲に皮が飛び散る
  • 皮を剥く行為がストレス解消になる
皮なし混合シードの特徴
  • 栄養価が低い
  • 皮が無いのでケージの周囲に皮が飛び散らない

どちらの混合シードを選ぶかは飼い主さんの好みで問題ありませんが、皮なし混合シードを主食に与える場合は「パセリ」や「小松菜」などの野菜に与えて足りない栄養素を補う必要があります。

ペレット

ペレットにはシードでは摂取することができない栄養素が豊富に含まれており、ペレットはコザクラインコのエサの中で最も栄養バランスに優れているため、主食にペレットを与えているのならば混合シードのように副食に野菜や果物を与える必要は特にありません。

また、コザクラインコの中にはペレットが嫌いな個体も存在するため、そういった個体に対してはペレットを与えることは諦めて混合シードを与えるようにしましょう。

1日に必要なエサの量

コザクラインコの成鳥が一日に必要とするエサの量は体重の10%の量が理想とされています。

コザクラインコの雛の場合は満腹になってエサを食べなくなるまで与えても問題ありません。

エサに殻付きのシードを与える場合は皮を剥いて食べることを想定し、与えるエサの量を1-2割多めに入れてあげましょう。

絶対に与えてはいけないエサ

コザクラインコには以下のような食べ物を絶対に与えてはいけません。

  • アボカド
  • チョコレート
  • コーヒー豆
  • 玉ねぎ
  • ネギ
  • ニラ
  • ニンニク
  • アルコール類

アボカドは特に危険性が高く極少量食べただけでも呼吸困難などの症状を引き起こし、食べた量によっては亡くなってしまうこともあるので注意するようにしてください。

基本的には「人間が食べる物は絶対に与えてはいけない」と覚えるようにして、初めて与える食べ物はコザクラインコに与えても問題が無いか事前に調べてから与えるようにしてください。

コザクラインコの飼い方と注意点は?

ケージの設置場所

コザクラインコのケージは直射日光やエアコンの風が直接当たる温度変化が激しい場所や部屋のドアの近くなどの物音が頻繁になるような場所は避けて設置しましょう。

ケージの設置場所によってケージ内の室温に大きな差が生じますので適切な場所を選びましょう。

温度・室温管理

コザクラインコに適切な温度
  • 約25-28℃

コザクラインコは気温が高くで空気が乾燥している地域に生息しているため、気温が低く湿度が高い日本はコザクラインコにとって住みずらい環境であるため、気温が大きく下がる季節にはヒーターで使ってコザクラインコが快適に暮らせるような適切な室温を保ってあげる必要があります。

室温が15℃を下回るような場所でなければヒーターを使用しなくてもコザクラインコを飼育することができますが、出来る限りコザクラインコが生息する地域に近づけた環境を用意してあげましょう。

保温性が低いケージにはビニール袋や布を被せることが保温性が高くなるためヒーターの効果があがります。この対策法は特に寒い季節には有効な方法です。

鳴き声・防音対策

コザクラインコの鳴き声には個体による差がありますが繁殖期になると「ぐぜり(さえずりの練習)」を大きな声で行うため、周囲に漏れないようにしっかりとした防音対策が必要です。

鳴き声対策としては以下の対処法が有効です。

  • ケージにアクリルケースを被せる
  • 窓を開けっぱなしにしない
  • 床や壁など、ケージに接する面に布を敷く
  • 遮音カーテンにする
  • 防音ケージを利用する

ケージはコマメに掃除しよう

コザクラインコにトイレを躾けることは基本的には不可能であり、コザクラインコはエサを食べてから排泄までの時間が非常に早く排泄物の量も多いためコマメに掃除をする必要があります。

パーチ(止まり木)に付着した排泄物を掃除せずに放置しておくと排泄物から細菌が繁殖してしまい病気の原因となってしまうためケージは毎日掃除をして常に清潔を保ちましょう。

ケージの掃除は最低でも2-3日に1回は必ず行いましょう。

鳴き癖・噛み癖を躾けよう

コザクラインコは好奇心旺盛でありパートナーとコミュニケーションをとりたがり、構ってほしい時には甘噛みをして気を引こうとしてきますが、相手にしてくれないと甘噛みではなく強めに噛んでくるような個体もいるため、早い時期から鳴き癖や噛み癖が付かないように躾けましょう。

コザクラインコはケージから出してほしい時やエサが欲しい時など、何かを要求がある時に噛んだり鳴き声をあげて催促してくる場合があり、この時に要求を応えてしまうと「鳴き声を出せば〇〇をしてもらえる」と覚えてしまい、要求が叶うまで執拗に鳴き続けるようになってしまいます。

このような癖が付いてしまった場合は噛んだり鳴いたりする時には一切を要求を応えずに静かになるまで無視しましょう。そして静かになってから甘やかしたり要求に応えることで「静かにすれば〇〇をしてもらえる」と学習することができます。

コザクラインコに躾けをすることなく飼育を続けてしまうと無駄に鳴き声をあげたり、何にでも噛みついてしまう個体に育ってしまう可能性が非常に高いので注意してください。

定期的に放鳥しよう

コザクラインコを大きな小屋で飼育している場合は部屋で放鳥をさせる必要はありませんが、一般的なケージで飼育している場合は自由に運動できるように放鳥する必要があります。

放鳥は最低でも2-3日に1回は15分以上行い、出来れば1日1回30分以上行うと良いでしょう。

コザクラインコが運動不足になってしまうと体調を崩してしまったり寿命が短くなってしまう原因にもなるため、定期的に自由に運動できるように部屋の中で放鳥をさせましょう。

放鳥する時に注意すること

放鳥には危険が伴っており、不意の事故によって怪我をしてしまうことも少なくありません。

そのため、放鳥する時には以下のことキチンと確認しましょう。

  • 戸締まりを確認する(網戸はNG)
  • コンロなどの火気を使用していないか
  • セキセイインコの位置を常に把握する

放鳥中に起きる事故としてはコザクラインコがいる場所を把握しておらずに踏んでしまったり、窓を開けた隙に外へ逃げ出してしまう事故が多く起きています。

外に逃げてしまったコザクラインコを捕まえることは困難であり、多くはカラスなど野鳥に襲われてしまい命を落としてしまったりエサを確保できずに餓死しまいますので注意してください。

コザクラインコ飼育【まとめ】

全長15-17cm
寿命10-15年/最長20年
値段10,000円-20,000円
人気度★★★★★
飼育難易度★★★★★

コザクラインコは同じ小型のインコであるセキセイインコと比べると噛む力が非常に強いため、噛み癖がついてしまわないようにキチンと躾ける必要があります。

コザクラインコは非常に社会性が高くパートナーに対しての強い愛情を示しますが、コザクラインコをペアで飼育するとインコ同士で仲良くなってしまいますので一匹での飼育が最もオススメです。

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